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紙本墨画西湖図

せいこずの画像

8 天寧寺 紙本墨画西湖図(せいこず)(府指定)

天寧寺 福知山市字大呂1474(京博寄託)1幅 縦42.1 cm横91.0cm 室町時代

禅宗文化で重視された中国浙江省杭州(せっこうしょうこうしゅう)の西湖を描いた水墨画。西湖は中国を代表する景勝地で、世界遺産に登録されています。山塊や名勝を誇張し、地名を書き込むなど説明的な傾向を示しますが、写生風の絵画作品として優れた表現を見せています。作者の如寄(にょっき)は中国渡航を経験した画家で、古くから雪舟(せっしゅう)の影響下にあることが指摘されるが、本作はこうした経歴を持つ如寄の重要作例と言える。本作は名勝の景観を再構成した雪舟系山水図の作例として高い価値を有しており、現存する西湖図の室町時代後期の古例としても貴重である。