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天寧寺 絹本著色愚中周及像禅英賛

ページID:0001196 更新日:2020年11月11日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

 

6 天寧寺 絹本著色愚中周及像禅英賛(市指定) 

 絹本著色愚中周及像(禅英賛)の画像

 福知山市大呂  一幅 縦97.8cm 横45.9cm
 

 斜め左向きに椅子に坐る開山愚中周及の頂相で、一幅一鋪の絵絹に描かれている。両手は膝の上で禅定印(ぜんじょういん)を組む。一切の装飾を除いた簡素な画風であるが、悟りの境地に達した禅僧の面影は十分伝えられている。図上の賛は、禅英が将軍義持の命によって書いた旨が示されている。霊中禅英は、寂室元光に師事していたが、貞治年間に大中臣宗泰に招かれて天寧寺の地、金山に住したことがある。周及が元から帰朝し、禅英から譲られて天寧寺を開いたとある。両者の間は親交が厚く、このような頂相が制作されたのであろう。
(賛文)
金鰲山頂揚子江心」 蔵身屏跡攀高釣深」
平呑佛祖眇視古今」 一生家活掩不得□」
芋香散傍」 台襟」
敬奉」 釣命謹賛」
佛徳大通禅師」 老比丘禅英拝書」


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