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南山 観音寺 絹本著色弘法大師像

ページID:0001190 更新日:2020年11月11日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

 

11 南山 観音寺 絹本著色弘法大師像(府暫定)

 絹本著色弘法大師像の画像

 福知山市大江町南山  一幅 縦110.0cm 横77.2cm 室町時代

 弘法大師が出釈迦寺奥院(讃岐国我拝師山)で観行をしていたとき、中岳の青松の上に釈迦如来が雲に乗って現れたという場面を描いた図で、善通寺御影と呼ばれている。作例としては十五世紀半ばに増吽僧正によって描かれた個人蔵の作例がしられているが、本図は同じく室町時代の作例で、大師の顔がやや細面となっていることなどが特徴といえる。珍しい作品として注目される。

 尚画面背面に、「弘法大師〈源仁僧都画 南地院殿〉平等如法所蔵」と墨書がある。平等如法は孔雀明王画像の裏書に見えた人物。源仁(818~887)は、東寺二長者となり、南池院を建立して成願寺と号し、池上僧都と呼ばれる。


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