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常光寺 絹本仏涅槃図

ページID:0001181 更新日:2020年11月11日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

 

32 常光寺 絹本仏涅槃図(市指定)

 絹本仏涅槃図の画像

 福知山市大江町河守  一幅 縦186.9cm 横143.3cm  江戸時代


 寺伝によると常光寺の開創は応永元年(1394)と伝え、すでに600年を閲する古刹である。がその隆替を語る古記録は全く無い。というのは、その昔宮津藩主京極氏の手によって、古文書、什器等の一切が焼却されたからであるとし、その焼却の場所を寺では経塚といい伝えている。封建領主の横暴といえばそれまでだが、近郊に例をきかぬ法難であった。僅かに330年前の事件であるが、その理由はよくわからない。
 仏涅槃図は中央に涅槃に入る釈尊を描き、周りを悲嘆にくれる諸衆がとりまき、上方から摩耶夫人が雲に乗って降りてくる様子を図柄とする通例の涅槃図である。涅槃の日に仏間に掲げて諸人が拝したという。


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