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醍醐寺 絹本著色醍醐寺三光国師像図
15 醍醐寺 絹本著色三光国師像(市指定)
福知山市字猪崎 一幅 縦98.0cm 横51.5cm
醍醐寺は、弧峯覚明(1271~1361)が後醍醐天皇追善のため興国二年(1341)に開いた寺である。
弧峯は、後醍醐天皇が崩じると後村上天皇にも仕え、天皇から三光国師の号を賜った。この図は一幅一鋪の絵絹に謹厳な筆法で描かれ、色彩も美しく国師の温厚な人柄を写している。寺宝では、土佐光信の筆といわれており、大和絵的な華麗で穏やかな画風が認められている