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絹本著色弁才天像図

 

31 志賀家 絹本着色弁財天像図(市指定)

絹本著色弁才天像図の画像

(旧志賀家所蔵)絹本著色 一幅 144.0cm×50.0cm
 
南北朝?課~室町時代
 極めて珍しい弁財天曼荼羅で、画面上方の八臂弁財天坐像を中心に、その左に歓喜天、右は不明ながら一尊を描く。弁財天の下方には十五童子、その左右に吉祥天と毘沙門天、この下方中央に持笏の天部形像、左右に八面三目八臂で赤身の忿怒形尊と愛染明王を配している。このような図様は他に類例を求めがたく、弁財天は宇賀神を頭上に載せ、持物は右手では宝棒・鍵・矢・剣、左手は戟・輪宝・弓・宝珠となる。
 裏面には「此弁財天女尊高祖弘法大師竹生島へ御参籠之時祖師御自筆也、御室宝蔵ニ有之御室御代々相承之品今修覆加へ開眼了平等書□之志賀長左衛門源家定同定勝天保八酉歳□□□□」との墨書がある旧裏打紙が貼られている。
 これより、本画は仁和寺伝来のものと伝えられていることが判明し、銘中の「平等」とは同町観音寺の孔雀明王絵像および弘法大師絵像の裏面墨書にみられた平等坊如法であることが知れる。これより本絵像は仁和寺に関係した弁財天曼荼羅として捉える事ができようか。


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