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荒木神社 絹本著色神馬図
35 荒木神社 絹本著色神馬図(市重要)
福知山市字堀 一幅 縦51.0cm 横60.0cm 安永元年(1772) 朽木綱貞作
作者は、福知山藩主六代朽木綱貞(くつきつなさだ)で、安永元年(1772)に描かれたものである。綱貞は書画に堪能で、号は星橋。絵は木挽町狩野派狩野栄川に学んだといわれ、市内に多くの作品が残されている。領内の五社に絵馬を奉納しており、この絵は、一幅一鋪の絵絹に細密に描かれ、その中でも秀作であり、星橋の代表作といえるものである。
(墨書)
奉納」荒木神社」安永元年壬辰蝋月」
丹州福知山城主朽木出羽守源朝臣綱貞自画(印)(印)」