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第29回日本鬼師の会全国研修大会を開催しました
鬼伝説の地京都大江山で、「鬼瓦・鬼文化」の魅力を全国へ広く紹介するため全国研修大会を開催しました。
日本鬼師の会について
日本古来の伝統的な鬼瓦の製作技術の向上に努め、後継者の養成とあわせ、今後の鬼瓦の発展と会員の経済的・社会的地位の向上並びに会員相互の親睦を図ることを目的とし、平成3年に「日本鬼師の会」を設立しました。
研修大会
趣旨
全国で活躍する鬼瓦製作者(日本鬼師の会)が、鬼伝説の地京都大江山で全国研修大会を開催し、昭和、平成、令和と3つの時を迎えた鬼師が、鬼文化の足跡をたどり、次世代に残す鬼文化を考察することにより、地元鬼伝説の福知山地域に鬼文化のひとつとして日本の屋根を飾る鬼瓦の意義を再認識し、日本鬼師の会が担う日本固有の鬼瓦文化の継承、そして大江山の「鬼伝説」をテーマとしたまちづくりの情報発信を行う。
大会テーマ
福知山地域の鬼瓦
日時
令和2年2月22日(土曜日)
内容
基調講演 ~福知山地域の鬼瓦~江戸期に花開く鬼瓦
郷土史家の大槻伸氏を講師に招き、地域の鬼瓦をテーマに、鬼瓦文化に迫りました。
鬼文化座談会 ~新たな時代の鬼~
講演者や鬼師を交えて多面的な鬼を語り、会場参加者の皆さんと一緒に鬼伝説による地域おこしの足跡をたどり、そこにかかわりを持つ鬼文化の1つである鬼瓦の意義、役割を認識し、日本の文化である多様な鬼を再認識しました。
各地からの報告
愛知県、兵庫県の鬼師の方から鬼瓦をとりまく状況と愛媛県鬼北町青年団の方から鬼に関わる町おこしについて報告していただきました。
参加者
50人
その他
特別展示「日本鬼師の会30年の軌跡」
問合先
日本鬼師の会事務局
京都府福知山市大江町河守285番地
Tel:0773-56-1102
Fax:0773-56-2018