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やさしい日本語を使ってみよう
外国人に情報を伝えるためには、母国語への翻訳が最適な手段ですが、多言語への翻訳には限界があります。
文化庁の調査によると、「日常生活に困らない言語」を「日本語」と回答した外国人は約6割に上り、「英語」と回答した外国人の約4割を大きく上回っています。
この結果から、相手に配慮したわかりやすい日本語である「やさしい日本語」は、情報をわかりやすく伝える手段になると考えられます。
また、「やさしい日本語」は、難しい言葉を言い換えているため、高齢の人や障害のある人、小さな子どもにも「やさしい」コミュニケーションになります。
ぜひ「やさしい日本語」を使ってみましょう。
やさしい日本語にするためポイント
ポイント | 例 |
---|---|
簡単な言葉にする | 公共交通機関→電車・バス |
擬態語は避ける | ピカピカにする→きれいにする |
曖昧な表現は避ける | ご遠慮ください→しないでください |
二重否定の表現は避ける | 行けないわけではありません→行くことができます |
元号は西暦にする | 令和6年→2024年 |
やさしい日本語かどうかを調べるツール
◆リーディング チュウ太
https://chuta.cegloc.tsukuba.ac.jp/<外部リンク>
調べたい文章を入力し、「語彙」のボタンをクリックすることで、単語レベルなどを知ることができます。
その他
◆在留支援のためのやさしい日本語ガイドラインほか | 文化庁
https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kyoiku/92484001.html<外部リンク>
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