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福知山市の概要
由良川流域の福知山盆地にひらける福知山市は、昭和12年4月に京都府で2番目の市として誕生しました。それ以後、数度の合併を繰り返し、市域を広めてきました。最近では平成18年1月1日に、福知山市・三和町・夜久野町・大江町の1市3町が合併し、新しい「福知山市」のスタートを切りました。
京都市からは60km、大阪市からは70kmの距離にあり、国道9号をはじめとする多くの国道や舞鶴若狭自動車道、JR山陰本線・福知山線および京都丹後鉄道宮福線などが通る北近畿の交通の要衝となっています。
歴史
福知山市には、古くは縄文時代から人々が住んでいたことが遺跡などから明らかになっていますが、昭和61年、広峯古墳群(古墳時代)から出土した盤龍鏡は、当時の大勢力圏の出雲・丹後と畿内との接点に当たる福知山地方が交通・文化などの重要な位置を占めていたことをうかがわせます。
天正7(1579)年、織田信長の命で丹波を平定した明智光秀は、砦跡を利用して福知山城を築きました。以来、福知山は城下町として栄え、明治末期までに大阪、京都へとそれぞれ鉄道が開通し、商都として発展してきました。市制制定後は、内陸工業団地として日本有数の長田野工業団地の完成・操業、また鉄道の電化・高速化を進めてきました。
平成18年1月1日には、三和町、夜久野町、大江町と合併し、新しい福知山市がスタートしました。
位置および面積
面積 | 周囲 | 広ぼう | 海抜 | 市役所の位置 | |||
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東西 | 南北 | 最高 | 最低 | 東経 | 北緯 | ||
552.54平方km | 174.2km | 37.1km | 34.3km | 839.17m | 7.11m | 135度07分 | 35度17分 |