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「将来の地域と農業について考える」京力農場プラン(人・農地プラン)の実質化について (状況の公表)
京力農場プラン(人・農地プラン)とは・・「地域の将来設計プラン」です。
京力農場プラン(人・農地プラン) は地域の人と農地の課題(農業者の高齢化、担い手・後継者不足等と農地・耕作放棄地の増加等)を解決するため、地域の方々の話し合いにより作成する「地域の将来設計プラン」です。※京都府では人・農地プランを京力農場プランに名称変更しています。
プランは5年後、10年後の地域の農地利用を担う中心的な農業経営体や近い将来の農地の出し手、農地利用計画など、地域における農業の在り方を書面として明確化するものです。作成されるプランを真に地域の話し合いに基づくものにする観点から、アンケート実施、アンケート調査や話し合いを通じて地図による現況把握を行った上で、中心経営体への農地の集約化に関する将来方針を盛り込むことにより、京力農場プランの実質化(実効性のあるものにする)を図ることとしています。事業は平成24年に開始され、平成30年度末現在1,583市町村において15,444の区域で作成されています。
京力農場プラン(人・農地プラン)は、地域における農業の将来の在り方などを明確化したうえで、市町村により公表されます。福知山市においても京力農場プランの実質化を推進し、策定を進めています。
京力農場プラン(人・農地プラン)の実質化とは・・・
令和元年度に「農地中間管理事業の推進に関する法律」(平成25年法律第101号)が改正されたことを受け、地域の特性に応じて京力農場プラン(人・農地プラン)を真に実効性のあるものに(実質化)するべく、プランの見直しを進めています。
また、市(コーディネーター役)・農業委員会・中間管理機構などが一体となって、農地の利用集積、集約化を図り推進していくこととなりました。
・ 京力農場プラン案内チラシ [PDFファイル/1.44MB]
・ 人・農地プランの実質化について(農林水産省) [PDFファイル/1.65MB]
・ みなさんのふるさとを守りましょう(農地中間管理機構) [PDFファイル/1.44MB]
・ 地域の人と農地の問題を解決しませんか?(農地中間管理機構) [PDFファイル/2.91MB]
【プラン作成の具体的な進め方】
実質化された京力農場プランの作成は、以下の3項目を実施することになります。
- アンケートの実施
今後の農地利用に関するアンケート調査
対象地区内の耕作面積の少なくとも過半をカバーする
- 現状把握
アンケート調査に基づいた就農状況や年齢階層など後継者確保の状況を、地図により可視化し現状を把握する
後継者がいない農地を「見える化」
- 地域の中心経営体への農地の集約化に関する将来方針の作成
5~10年後、将来の農地利用を担う中心経営体(担い手)に関する方針を決定
将来の農地利用を担う経営体になる人がいない場合には、新規就農者や入作を希望する認定農業者などの地区外からの受入れを促進する方針を定めます
・ 人・農地プラン実質化に向けたスケジュール(農林水産省)<外部リンク>
・ 人・農地プランの進め方について(ポイント)(農林水産省) [PDFファイル/132KB]
【プラン作成のメリット】
実質化したプランを作成することで地域の課題やこれからの営農について、地域で話し合うきっかけとして将来的な地域営農の姿を地域内で共有することができるうえ、補助事業や制度資金の優遇措置など、地域の農業の姿を実現するために活用できる手段が広がります。要点は以下のとおりです。
- 地域農業の現状を見える形にすることで、今後の課題や地域農業の方向性が把握できる
- 今後耕作されなくなる農地を把握し、誰が耕作する予定なのかをあらかじめ決めておくことで、耕作放棄地の発生を防ぐ
- 国や府などの補助や支援を受けやすい環境が整う
京力農場プランの中で地域の担い手として位置づけられた個人や法人などが対象
【作成することによって活用できる支援策】
実質化された人・農地プランの地区やその地区で将来の農地利用を担う経営体となった方には、いろいろな支援措置があります。
(1)地区を対象とする支援
- 強い農業・担い手づくり総合支援交付金のうち産地基幹施設など支援タイプ
- 機構集積協力金のうち地域集積協力金
- 機構集積協力金のうち農地整備・集約協力金(農地耕作条件改善事業の実施地区)
(2)地区の将来の農地利用を担う経営体を対象とする支援
- 強い農業・担い手づくり総合支援交付金のうち先進的農業経営確立支援タイプ及び地域担い手育成支援タイプ
- 農業次世代人材投資事業(経営開始型)
- 農業経営基盤強化資金利子助成金等交付事業、担い手経営発展支援金融対策事業
(スーパーL資金金利負担軽減措置)
詳しくは農林水産省のホームページをご覧ください。<外部リンク>
【既存プランの実質化の判断について】
すでに地域で作成されているプランは、地域内の50パーセント超の農地について近い将来の農地の出し手と受け手が特定されている場合に「実質化されたプラン」とみなすこととされ、実質化の取組を行う必要はありません。
「実質化している」とみなされなかったプランについては、上記の「実質化したプランの作成の具体的な進め方」及び以下の「実質化に向けた工程表」に沿ってプラン見直しを行うことで「実質化している」とみなすことになります。また、具体的にプランを策定・見直しを行う場合、「実質化に向けた工程表」に工程を明記し、これに沿ってプラン策定を行います。
「既に実質化していると判断する区域」及び「実質化に向けた工程表」の公表(令和2年12月末現在)
福知山市における京力農場プラン(人・農地プラン)について、実質化したプランであると認められる区域及び実質化に向けての取り組み地域の工程は次のとおりです。
既に実質化されていると認められたプラン
・ 既存の人・農地プランの区域の全部または一部の区域であって既に実質化していると判断する区域 [PDFファイル/84KB]
実質化に向けての取り組み地域と工程表
・ 人・農地プランの実質化に向けた工程表 [PDFファイル/139KB]
【関連ページ・リンク】
・ 人・農地プラン(農林水産省)<外部リンク>
・ 人・農地プランの実質化について(農林水産省)<外部リンク>
・ 農地中間管理機構(農林水産省)<外部リンク>
・ 人・農地プランの成果実例<外部リンク>(農林水産省)<外部リンク>
【お問い合わせ先】
《新規就農・農業振興に関するお問い合わせ》
〒620-8501
京都府福知山市字内記13番地の1
福知山市産業政策部
農林業振興課 農業経営係
電話:0773-24-7044 Fax:0773-23-6537
E-mail:[email protected]
(市役所4階 受付時間:午前8時30分~午後5時15分まで 土・日・祝日休)
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