本文
福知山市公共施設マネジメント基本方針
福知山市公共施設マネジメント基本方針
福知山市公共施設マネジメント基本方針は以下のリンクより見ることができます。
福知山市公共施設マネジメント基本方針(案)に関する意見募集の結果
福知山市公共施設マネジメント基本方針(案)について意見を募集しましたところ、下記のとおりご意見をいただきましたので、ご意見の要旨と福知山市の意見を公表します。
1 意見募集期間
平成26年7月15日~8月29日
2 寄せられた意見の数
1件(郵便)
3 ご意見と福知山市の意見
いただいたご意見
・現在使用中の施設も含めて使用をしていない休止中の施設については、次のような計画で統合または更新したり民間事業に経営移譲したりしていく施設そのものを解体したり売却したりして処分していく事で適正配置にして将来に備える事とする。
・考え方として超高齢化少子化時代にある中でこれからは子どもの数は極端に少なくなって老人所帯が殆どをしめる時代が想定されるなかで、ここで学校と保育園と幼稚園のあるべき方向性をたててその方向で公共施設と民間移譲を考えて統合なり別の施設に転用したり対象施設によっては民間移譲でそこに民間による高齢者福祉施設が誕生した先進地もございます。福祉施設は今問題化しています火災水害や土砂災害の危険性を考えて十分検討する事が大切で老人はもとより家族皆が近い施設を望むところであります。
・児童の放課後クラブの問題と兼ね合わせて設置するにしても小規模校ばかりでは対象となる児童もごく少なく、設置が困難性をともないますので、旧三町の中心地に小学校を統廃合して旧校舎等を利用して児童放課後クラブを設置して幼児を育て中の若い方の働きやすい環境の整備をすべきでしょう。
大都市ではすでに民間企業が保育所を設置している至れりつくせりの例も報じられております。なんとしても、近くに就職して若者が増えて行く事が大切であろうと考えています。
・交通弱者である老人のことは大切でありますが、絶対数の少ない農村部では、各層別には採算はおろか利用を多くは望めませんのでその辺の所を地域で十分理解しあい保育園・小学校・相当遠距離にある中学校の通園通学等も視野に入れて充実したみんなの足にしていきたいものです。
・この公共施設マネジメントの提案にあたってすべてにわたって現施設の老朽度や地理的条件や各種の災害からの見地も十分していただきたく考えます。
・何と申しましてもアネックス長田野工業団地に企業が少しでも沢山創業されることを蔭ながらお祈り申し上げます。
福知山市の意見
貴重なご意見をいただき有難うございます。本市では、平成18年1月の合併により定められた「福知山市まちづくり計画(新市建設計画)」を基本に、第4次福知山市総合計画を策定し、現在、その後期計画に基づいて、総合的なまちづくりを進めているところです。一方この間、少子高齢化と人口減少、東日本大震災等を契機とした安全への希求の高まり、経済のグローバル化、地方分権や公民協働を通じた自治体改革の必要性の高まりなど、自治体経営をめぐる様々な課題が生じています。
これらを踏まえつつ、本市においても、将来を見通した的確な対応を図っていく必要がありますが、その際、最も大切なことは、私たちの子どもや孫、そしてその子どもたちなど未来の世代に大きな負担を背負わせず、安心して暮らし、働き、学び続けられ、ふるさとでいつまでも幸せを実感できる、将来にわたって持続可能な都市「福知山」を目指すことであると考えます。
本方針は、今後老朽化し、改修や維持管理に要する費用が益々増加していくなかで、福知山市が保有するすべての公共施設について、今後のあり方を調査・検討し、取組みの方向付けを行うことを目的としています。人口減少と厳しい財政見通しのなかで、市民生活に利用されている、特にその維持には大きな費用のかかる公共施設について、現在及び将来の市民にとって本当に必要なものは何かを、一つずつ、しっかりと見定めていくことが必要となっています。
福知山市の公共施設が、将来にわたって福知山市の身の丈に合った、本当に必要なものとなるよう、「持続可能」・「全体最適」の観点から適切に取捨選択し、マネジメントを推進していくことが重要と考えております。ご意見をいただいた学校等や放課後児童クラブについても、公共施設の再配置において、多くの先進地事例を参考にしながら、必要な公共施設が十分に利活用されるように検討してまいります。また、再配置の推進にあたっては、市民と行政が、地域の課題を共有し、地域のまちづくりと結び付けながら協働で推進してまいります。
公共施設は、現在様々な市民の皆さんに利用されています。その見直しには、市民の皆さんのご理解とご協力がなにより大切となります。今後、市として、公共施設のマネジメントに関するさらに詳しい検討と、市民の皆さんに対するご説明に最大限の努力を傾注しながら、未来に向かってよりよい解決へと繋げて参ります。ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)