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こどもたちが完成させる、未完成のパンフレット「明智光秀×福知山IDEABOOK」

ページID:0021760 更新日:2020年4月13日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

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大学生を中心に市民約40人が制作

福知山市は、福知山公立大学と協働し、小・中学生を対象とした、明智光秀と福知山をテーマにしたパンフレット「明智光秀×福知山IDEABOOK(アイデアブック)」を制作ました。

こどもたちに明智光秀と福知山について知ってもらうとともに、「自分が光秀だったらどうするか」「光秀のまち福知山を面白くするにはどんなアイデアがあるか」などと、光秀を通して地域への関心を高め、自分たちはどのようにこのまちと関われるかを考えるキッカケとなることを目指しています。

特徴は3つ

1.福知山公立大生、Instagramで「#いがいと福知山」というハッシュタグで写真を投稿した人など約40人の市民が制作に参加していること。

2.後半がほぼ白紙の“未完成”のパンフレットであり、このパンフレットを手にとった人それぞれが完成させるものであること

3.明智光秀と福知山市の関わりにフォーカスし、明智光秀のイメージや未来の福知山を変えるアイデアが生まれる問い投げかけていることで、多様な展開の可能性があること

内容        

1.明智光秀AtoZ(明智光秀についての紹介)

光秀にまつわるAからZまでの26個のキーワードをあげて光秀を解説。例としては、A=明智光秀、B=盆踊り(福知山踊り)、など。「丹波福知山明智光秀公研究会」が制作した「明智光秀公と福知山AtoZ」を原案に、こども向けに制作しました。

2.光秀と福知山についてのアイデアが生まれるような「Q(問題)」

福知山公立大学地域経営学部1年生から4年生30人が考案した約300個の「Q(問題)」をもとにした、計10個のQを掲載。正解はなく、解く人各々が主体的にアイデアを考えます。

<例>

  • 「明智光秀が生きていたら、どんなことをたずねたい?」
  • 「旅人も自分もほしくなるような、明智光秀にかかわるインパクトのあるお土産を考えてみよう」
  • 「福知山城が貸し切れるならどんなことがしたい?」など。

● 対象

小学校高学年以上~中学生 (ただし大人でも活用可)

● 制作

福知山市、福知山公立大学 塩見直紀研究室

配布・展開先
【現在、配布・配架は休止し、「#おうちでつながる編🏠」を開催中です。詳しくはこちら

1.福知山城天守閣に来館した小・中学生全員に配布 (福知山光秀ミュージアムも再開次第配布)

2.福知山城の2階展示コーナーの一角に2つのQを掲載。来館者がふせんに各々のA(答え)を書き、貼り、皆の答えが一覧できる参加型企画を展開(終了時期未定)

城内の様子 城内の様子

3.アイデアブックを活用したいグループへの無償提供(市内外・年齢不問。明智光秀や地域活性化がテーマのワークショップ/勉強会など。グループ内で出てきたアイデア共有のご協力をお願いします)

4.福知山市の小・中学校の先生に授業などでの活用を依頼

5.広報ふくちやま誌面上での市民参加企画

6.福知山公立大学 情報学部の倉本到教授と学生たちと協働し、「明智光秀×福知山アイデアブック」のデジタル版の制作を計画しています。

アイデアブック開発者(考案者)からのコメント ― 福知山公立大学 塩見直紀 特任准教授

このアイデアブックは地域に眠れる資源、宝ものを
「どうしたら活かせる?」ということを考えるための
「問いかけ集」として開発したものです。

「過去の問題集」ではなく、これからどう生きるということを
考えるための「未来のための問題集」です。

本作は全国から福知山に集い、地域活性化を学ぶ
福知山公立大学の学生が考えてくれました。

地域にはいろいろな宝物がいっぱい眠っています。
それらを自由な発想で、組み合わせて魅力的な時代にしていく。
それがこれからの時代です。

福知山がたくさんのアイデアに溢れ、
ほんとうに「麒麟がくるまち」になっていくことを祈っています。

福知山公立大学 地域経営学部 地域経営学科 特任准教授 塩見直紀

福知山公立大学の初の卒業生、初の入学生との協働

2020年3月は福知山公立大学の1期生が卒業となり、2020年4月には新たに情報学部の1期生が入学します。そこで、1年生から1期生として卒業する4年生まで、このアイデアブックづくりに関わってもらうとともに、4月以降は、この完成したアイデアブックをもとに情報学部の倉本到教授と学生たちとも協働し、「明智光秀×福知山アイデアブック」のデジタル版の制作を計画しています。

福知山のまちづくりに多彩な人が関われるよう、アイデアブックを活用してアイデアを投稿したり共有するインタラクティブな仕組みが作れないかなど、様々な可能性を検討中です。このアイデアブックを通して福知山公立大学の魅力発信にもつなげたいと考えています。

背景と狙い

○光秀を慕う福知山市の土壌をもとに、こどもたちに光秀と福知山について知ってもらい、関心・愛着を高める

江戸時代に民衆の願いを受けて明智光秀の霊が神として御霊神社に祀られたように、昔から、まちの礎を築いた光秀のことを慕う福知山市民は多くいました。今でも、市内には光秀の市民研究家が多数いて、福知山市の小学校4年生は副読本で光秀と福知山との関わりについて学んでいます。
そんな福知山市の土壌をもとに、さらに豊かにすべく、未来を担う大学生からこどもたちへの「問いかけ」という形で、明智光秀を通して地域への関心を高め、自分たちはどのようにこのまちと関われるかを考えるキッカケとなるアイデアブックを目指します。

○授業や課外活動など、こどもが多様な形で明智光秀や地域と関わり、感性や想像力を育むツールをつくる

明智光秀が築いた「福知山城」と、2020年1月11日から1年間限定で開館の「福知山光秀ミュージアム」では全国の小・中・高校の学校行事での来館を無料にする独自の取組みを行っています。こどもたちの体験をさらに価値あるものにすべく、このアイデアブックをプレゼントします。
また2020年度改定の学習指導要領では「主体的、対話的で深い学び」が重要視されています。このアイデアブックも、答えが無限にあり、解き手の想像力や感性を引き出すものであることから、授業やワークショップの題材としての活用も期待して、福知山市内の小・中学校の先生に案内します。まちの礎を築いた武将である明智光秀について市内外のこどもたちに関心を持ってもらうとともに、彼らが「もし自分が明智光秀だったら?」と一歩踏み込んで考えてもらうことで、豊かな感性と想像力が育まれることを期待します。

○福知山公立大学の初の卒業生、初の入学生との協働

2020年3月は福知山公立大学の1期生が卒業となり、2020年4月には新たに情報学部の1期生が入学します。そこで、1年生から1期生として卒業する4年生まで、このアイデアブックづくりに関わってもらうとともに、4月以降は、この完成したアイデアブックをもとに情報学部の倉本到教授と学生たちとも協働し、「明智光秀×福知山アイデアブック」のデジタル版の制作を計画しています。
福知山のまちづくりに多彩な人が関われるよう、アイデアブックを活用してアイデアを投稿したり共有するインタラクティブな仕組みが作れないかなど、様々な可能性を検討中です。このアイデアブックを通して福知山公立大学の魅力発信にもつなげたいと考えています。

補足

○「AtoZ」「アイデアブック」

いずれも塩見直紀准教授が研究・実践する手法です。

AtoZ … AからZまでの26個のキーワードをあげて、テーマを深め、見える化する編集手法です。
アイデアブック … 正式名称は「地域資源から新しいアイデアを生み出す問題集 アイデアブック」といいます。その地域の資源を挙げつつ、新しいアイデアが生まれるような問いかけが載っているワークブックです。

○福知山公立大学

2016年4月、福知山市を設置者として開学した北近畿で唯一の四年生公立大学です。「市民の大学、地域のための大学、世界とともに歩む大学」の基本理念のもと、地域に根差し、世界を視野に活躍できる人材を育成、北近畿地域の持続可能な地域社会の形成と地域創生に寄与することを目的とします。
現在唯一の学部である地域経営学部では、1学年100人、現在約400人が学び、2020年3月に一期生が卒業します。
2020年4月からは、新たに情報学部が設置されます。新しい経済社会「Society5.0」に対応できる情報学を学び、かつ人口減少や産業の衰退の激しい地域社会の中で、先端情報技術を活用して、地域に新しい価値を創造し、地域生活を豊かにするための“人財”育成を目指します。情報活用の事例から原理に近づき専門性を高める「帰納的な学習」や、「地域協働型教育研究」を具体化した実践的な学修を中心としたカリキュラムが特徴。


福知山市公式動画

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【明智光秀が築いた城下町 京都 福知山】

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