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11月22日・いい夫婦の日 企画(光秀自販機&福知山城)
福知山ゆかりの武将・明智光秀は当時としては珍しく側室をもたず、正室・煕子(ひろこ)と二人三脚で歩んだと伝わっています。そんな愛妻家・光秀にちなみ、11月22日の「いい夫婦の日」に、次の企画を行いました。
観光案内所の光秀自販機 隠しフレーズを「ひろこどの…!」に変更
福知山市の新名物ともいえる、諏訪原寛幸さんによる福知山市オリジナル光秀イラストをラッピングした自動販売機「福知山限定!明智光秀が話す自動販売機」。福知山観光案内所にある自販機の、金額不足の際に聞ける隠しフレーズを、現在の「のぶながぁぁぁぁ!!」から「ひろこどの…!」(ショックを受けている声)に変更しました。
2019年11月22日以降、福知山観光案内所のラッピング自動販売機の隠しフレーズは、「ひろこどの」に変更になります。
設置当日は、福知山観光協会のイメージキャラクター「光秀くんとひろこさん」が、“いい夫婦”を代表してこの自動販売機を体験してくれました。
福知山城のライトアップがリニューアル
この11月に、年度の入館者数が過去最高を更新した「福知山城」のライトアップをリニューアルしました。新デザインは9月27日~28日「イル未来と2019」で初お披露目されたもので、11月22日から常設となります。秋の夜長に幻想的な福知山城を散策してみませんか?
- 変更ポイント(1)
御堂筋イルミネーションや、鳥取県境港市の水木しげるロードを手掛けた、照明デザイナーの長町志穂(ながまち しほ)さんが監修! - 変更ポイント(2)
福知山城の魅力の1つである「野面積みの石垣」もライトアップ! - 変更ポイント(3)
今まで暗かった「登城坂」も明るくなりました!
※(3)の照明機材は(一社)福知山青年会議所から寄贈いただきました。
日時・場所
- 日時
11月22日(金曜日) 17時00分 点灯 ※点灯式などは特にありません - 場所
福知山城(登城坂、天守閣)
(参考)光秀・煕子のいい夫婦 逸話
- 結婚直前に疱瘡にかかり顔に痕が残ってしまった煕子を、光秀は気にせずに妻に迎えた
- 弘治2年(1556年)、明智城が攻め落とされると、光秀は身重の煕子を背負って越前へ逃亡した
- 美濃から越前に移り生活が苦しいなか、光秀が連歌会を担当することになったため、煕子は自分の黒髪を売って酒宴の費用を工面した(この逸話にちなみ、松尾芭蕉は「月さびよ 明智が妻の 咄(はなし)せむ」と詠んでいる)
- 煕子は天正4年(1576年)、光秀が重病になった際の看病疲れが元で病死したといわれている