(趣旨)

第1条　この規則は、福知山市国民健康保険高額療養費貸付基金条例(平成8年福知山市条例第29号。以下「条例」という。)の施行について、必要な事項を定めるものとする。

(貸付対象者)

第2条　条例第4条に規定する貸付対象者は、次の各号の一に該当するものとする。

(貸付金額)

第3条　条例第6条に規定する貸付金額は、高額療養費支給見込額の10分の9に相当する額(その額に1,000円未満の端数があるときは、これを切り捨てる。)とする。ただし、その額が1万円未満の場合は、貸付けを行わないものとする。

(貸付申請)

第4条　条例第1条に規定する資金の貸付けを受けようとする者(以下「申請者」という。)は、次の各号に掲げる書類を市長に提出しなければならない。

(貸付決定等)

第5条　市長は、前条による申請書等を受理したときは、その内容を審査のうえ貸付けの適否を決定するものとし、その結果を高額療養費貸付承認決定通知書(別記様式第2号。以下「承認決定通知書」という。)又は高額療養費貸付不承認決定通知書(別記様式第3号)により当該申請者に通知するものとする。

(借用証書等の提出)

第6条　前条の規定により承認決定通知書を受けた申請者(以下「借受人」という。)は、次の各号に掲げる書類を市長に提出するものとする。

(精算)

第7条　市長は、条例第7条第3号の規定により受領した当該高額療養費の額が貸付金額に対し過不足を生じたときは、当該過不足の額を借受人に還付し、又は徴収するものとする。

(貸付の取消し)

第8条　市長は、借受人が次の各号の一に該当すると認めたときは、貸付けを取り消すことができる。

(変更届)

第9条　借受人が次の各号の一に該当するに至ったときは、速やかにその旨を市長に届け出なければならない。

(帳簿等の整備)

第10条　貸付けに当たっては、必要な帳簿等を整備し、貸付状況を常に明らかにしておくものとする。

(その他)

第11条　この規則に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。