福知山市障害者計画、第7期福知山市障害福祉計画及び第3期福知山市障害児福祉計画に関する意見募集(パブリックコメント)結果について 市民の皆様からご意見を募集しました。その結果を下記のとおり公表します。 1 募集期間 令和5年12月26日(火)~令和6年1月25日(木) 2 提出者数 3名(10件) 3 御意見の概要及び御意見に対する市の考え方 番号1-1 御意見 概要版P4本編P49 生活支援について 3段落目「法人・事業所アンケート調査では、充分な障害福祉サービスを提供するための福祉人材の確保は深刻になっています。」 本編の内容から「法人・事業所アンケート調査によると、充分な障害福祉サービスを提供するための福祉人材の確保・定着が深刻な課題となっています」としてはいかがでしょうか。 市の考え方 法人・事業所アンケート調査結果においては、福祉人材に係る課題として、「人材の確保・定着」、次いで「人材の育成」が深刻な課題となっているため、障害者計画では、福祉人材の確保・育成・定着に向けた取組を進めていくこととしております。 ご意見を参考に表現を修正します。 計画の修正 〈表現の修正〉「法人・事業所アンケート調査によると、充分な障害福祉サービスを提供するための福祉人材の確保・育成・定着が深刻な課題となっています。」に修正します。 番号1-2 御意見 概要版P7 本編P54 見出し 「①障害や障害のある人への啓発・理解促進」本文の内容から「障害や障害のある人の特性に関する啓発・理解促進」が妥当な表現ではないでしょうか。 市の考え方 「①障害や障害のある人への啓発・理解促進」については、障害のある人の特性も含めた、障害のある人が社会生活を営むうえでの障壁や配慮など、広く障害のある人について知ることなどを指しています。ご意見を参考に表現を修正します。 〈表現の修正〉 計画の修正「障害や障害のある人についての啓発・理解促進」に修正します。 番号1-3 概要版P8 本編56 地域生活拠点等の図表について 本編と縦横比が異なり、解像度も低いようで読みづらくなっています。同じ図であれば本編と合わせたほうが良いように思います。 市の考え方 縦横比等統一します 計画の修正〈図の修正〉「地域生活支援拠点」図の縦横比を概要版と本編で統一します。 番号1-4 御意見 概要版P12 本編65 【災害時ケアプラン(個別避難計画)】図表 判断基準としての「水害リスク」について令和5年8月の台風第7号や令和6年能登半島地震の事例を参考に、水害のみでなく例えば土砂災害特別警戒区域内の居住者などもハイリスク群に含めてはいかがでしょうか。 市の考え方 対象者の考え方としては、水害の想定だけでなく、土砂災害警戒・特別区域内の居住者も対象と考えているため、ご指摘のとおり図表に土砂災害の記述を追記します。 計画の修正 〈図の修正〉「災害時ケアプラン(個別避難計画)」図中、「土砂災害リスク」を追記します。 番号1-5 御意見 本編 P68 (2)最後の段落 ~施設入所者数から6人以上削減~の誤りと思われます。 市の考え方 人数の「人」が抜けていたため修正します 計画の修正 〈追記〉「令和4年度末時点の施設入所者数から6人以上削減することを目標とします。」に修正します。 番号1-6 御意見 P77 (1)表中 意思疎通支援事業(手話通訳者・要約筆記者派遣)の見込み数 支援者の確保に努めるとのことで事業量の不足を認識されていると思いますが、目標値を減少傾向に設定しているのは何故ですか?遠隔通訳やICT技術の発達により支援が必要な場面自体が減少する見込みということでしょうか。 市の考え方 令和5年度の見込みは令和5年度上半期の実績より年間の見込みを算出しております。近年、派遣件数は減少傾向でしたが、令和5年5月の新型コロナウイルス感染症の5類移行後は、コロナ禍以前のイベントや集会などが再開されたことにより、外出の機会が増え、令和5年度秋以降の派遣件数の増加が顕著に現れております。そのため、派遣件数の見込値を修正します。そのうえで、令和6年から令和8年度の見込数を修正します。 一方で、講演会等の事業に手話通訳、要約筆記などの情報保障や音声文字変換アプリ、遠隔手話通訳などのICT技術によるコミュニケーション支援の活用が広がっている状況もあるものと考えております。 計画の修正〈数値修正〉(1)表中 意思疎通支援事業(手話通訳者・要約筆記者派遣)の見込み数の修正 令和5年度見込数 219件 令和6年度見込数 249件 令和7年度見込数 249件 令和8年度見込数 249件 番号1-7 御意見 P77 (1)表中 「手話奉仕員養成研修修了者事業 手話奉仕員養成研修事業修了者の誤りと思われます。 市の考え方 事業名の表記誤りのため修正します。 計画の修正 〈表記の修正〉事業名を「手話奉仕員養成研修事業」に修正します。 番号1-8 御意見 災害時ケアプランについて 担い手の「地域住民」に地元企業等を含めて事業展開を検討いただきたいです。職住分離により日中と休日夜間では地域の構成員も大きく変化するようになりました。いざというときのために、地元の企業の方々にも地域の一員であるという認識を抱いていただけるような働きかけが必要ではないでしょうか。(すでにそのようになっているようであれば私の認識不足で申し訳ありません) 市の考え方 本取組みにおいて、支援者不足が課題となる中、地元企業等への協力の呼びかけは大切であると考えています。例えば、家族や地域の支援があっても避難することが困難な方の移送や避難先の1つとなる福祉避難所での見守り役としてサポーターを募集する予定であり、まずは地域住民からはじめ、今後は地元企業等にも幅広く周知を行っていきたいと考えております。ご意見を参考に計画の災害時ケアプラン(個別避難計画)の説明を修正します。 計画の修正 〈追記〉追記箇所P65【災害時ケアプラン(個別避難計画)】の説明文中、9行目、「地域や相談支援事業所等と連携し」に修正します。 番号2-1 御意見 私は精神障害者手帳1級を持っています。癲癇です。手帳を持つ前に仕事の面接を受けた時癲癇だからという理由で断られたり、発作になってやめさせられたりしました。今は結婚をしてるからいいですけど独身で手帳2,3級の方困ってると思います。病気だからというので雇わないのはどうかな?と思います。こっち側からしたら、凄く辛いし悲しい。発作になったら15分ぐらいシンドいけど元気なんです。分かって欲しいです。病気だからといって雇わない会社が多すぎる。身体の方はあるのに精神はダメってひどすぎです。 市の考え方 障害者計画では、障害者手帳のあるなしにかかわらず、身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、高次機能障害、難病、その他の心身の機能の障害がある人など、日常生活や社会生活で支援を必要とする全ての人を対象としており、障害や障害のある人についての啓発や理解の取組を進めることとしております。 また、障害のある人の就労支援の取組として就労に関わる関係機関が情報提供やきめ細かな相談支援を行うことや企業を対象にセミナーを開催し、啓発の取組の他、企業の受け入れ体制への必要なサポートなどに取り組むこととしております。障害のある人が個々の能力を発揮し生きがいを感じて働けるための環境整備に努めてまいります。 計画の修正 修正なし 番号3-1 御意見 たまたま三和支所に行ったときにパブリックコメントを受け付けておられることを知りました。   https://www.city.fukuchiyama.lg.jp/soshiki/14/において新着情報に掲載されているのかと思いアクセスしましたが、新着情報にはなく、障害福祉に関する各種計画・方針の所に掲載されていました。 せっかくRSS フィードを提供されているのですから、重複を恐れず新着情報に掲載すべきです。情報提供方法については、私は視覚障害者ですので、テキスト版もあるのはありがたいことです。 一読させていただき、障がい者福祉課の業務の多さと幅の広さに驚いております。毎年のように法律が施行され、その度に市町村に計画の作成や事業の実施を矯正され業務量が増大しており、ここの業務が数字合わせの状態になるのも仕方がないことだと思います。 市の考え方 ホームページ内を改めて確認しましたところ、市公式ホームページの新着更新情報には掲示を行っておりましたが、障害者福祉課の新着情報への掲載は出来ておりませんでした。今後、新たな情報を掲載する際には、市公式ホームページ新着情報及び障害者福祉課新着情報へ掲載するよう留意します。 また、今後は計画に基づき様々な施策に取り組んでまいります。 計画の修正 修正なし