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「災害時ケアプラン作成支援システム」実証実験の参加を募集します

災害時ケアプラン作成支援システム実証実験を実施します

災害時ケアプランとは

 避難行動要支援者(災害の際に自力での避難が困難な方)のうち、家族等の避難支援が得られない方や家族だけでは避難が困難な方に対し、個人の具体的な避難支援方法等を定めた計画のことをいいます。福祉専門職が、本人やその家族、必要に応じ地域住民を交えて避難のタイミングや移送手段、避難場所など、一連の活動を想定した具体的な避難計画を作成します。

背景

 近年頻発する豪雨災害に対し、災害時の避難支援等を実効性のあるものとするため、令和3年5月に災害対策基本法が改正され、市町村には、高齢者、障害者等の要配慮者のうち、災害が発生し、または災害が発生するおそれがある場合に自ら避難することが困難な避難行動要支援者に個別避難計画を作成することが努力義務化とされました。

 福知山市では、令和3〜4年度の2年間、福祉専門職と連携し、モデル事業として計画作成に取り組んできました。令和5年度から本格実施に移行するため、地域包括ケア推進課に"災害時ケアプラン推進係"を新設し体制を強化、国が定める「避難行動要支援者の避難行動支援に関する取り組み指針」に示されている、令和7年度までの完了をめざし、本取り組みを進めているところです。

個別避難計画作成・避難支援の考え方

 避難行動要支援者については、名簿を作成しており、その登録者は3,213人(令和5年1月末現在)で、水害の多い福知山市では、このうち水害リスクのある地域にお住まいの1,837人を優先的に個別避難計画作成の対象者としています。

 この1,837人のうち、心身の障害の程度が重度で、社会的に孤立傾向にある方については、福知山市が主体となって取り組む公助のプラン(市及び福祉専門職が関わって作成する計画を「災害時ケアプラン」と呼ぶ。)に位置づけており、福知山市全域で概ね300人程度を見込んでいます。

 また、心身の障害程度が比較的軽度、中度で、家族や地域の支援で避難が可能な方については、自助、共助による個別避難計画の作成を推進しています。

実証実験について

実証実験の目的

 令和3、4年度のモデル事業で見えた、「計画作成」、「計画更新」、「災害時の運用」の課題を解決するため、支援システム構築の必要性を感じているが、全国的にも同様のシステムが未だ発展途上にあることから、令和6年度以降の本格導入に向けたシステム開発の検証を行う必要がある。

想定する実証実験の内容

 災害時ケアプラン作成支援システムとして、以下の機能を想定しています。※下記図参照
    システム構築イメージ図 [PDFファイル/584KB]

(1)災害時ケアプラン作成支援機能災害時の対応フローチャート [PDFファイル/160KB]
 福知山市と福祉専門職との間で、公助で対応すべき要支援者の情報共有を行うことができる機能を有すること。また、要支援者の情報に変更(新規、転居、施設入所、状態の悪化、死亡、その他条件変更等)があった場合等、データの更新が容易に行えること。

(2)災害時ケアプラン説明支援機能
 タブレット端末を使用して、災害時ケアプランについて、要支援者、家族関係者に分かりやすく説明できる機能を有すること。ハザードマップによる災害リスクの説明や過去の災害情報の閲覧、避難場所、避難方法を簡単に説明できるようなシステムであること。

(3)災害時ケアプラン運用支援機能
 災害時において、災害時ケアプランに基づく要支援者、家族、地域の支援者、福祉専門職、位相業者、サポーター等への避難行動の開始や支援依頼を、市役所から自動もしくは手動で、一斉または個別配信を行うことができ、支援の着手やその進捗報告等の相互通信の機能を有すること。また、市役所のパソコンから要支援者の避難状況を一目(マップ化、リスト化)で確認できる機能を有すること。平時には、「災害時ケアプラン推進ネットワーク会議(仮称)」等、移送及び避難生活サポーター、避難場所となる福祉施設、ホテル、病院または福祉専門職等の関係者間での会議連絡、情報共有、意見交換等でこの機能を利用できること。

注意事項

(1)費用負担について
           実証実験に要するすべての費用は採択事業者の負担とします。

(2)選考について
           検証の結果、本システムが有効と判断した場合でも、採択事業者との契約締結を保証するものではありません。

 公募への申込について

(1)申込方法

  以下の必要書類を提出すること。

  公募実施要領 [PDFファイル/1.4MB]をご確認の上、上記の必要書類を添えて、地域包括ケア推進課までご提出ください。

(2)募集期限

  令和5年7月27日(木曜日)から8月24日(木曜日)17時必着  

(3)提出方法

  メールにて提出すること

(4)提出先

  福知山市地域包括ケア推進課 災害時ケアプラン推進係(担当)高橋

  E-mail:houkatu■city.fukuchiyama.lg.jp
​                         (■は@に置き換えてください)

(5)実施計画書に記載する内容

  1.     課題を解決するアイデア
  2.  アイデアを実現するために使用する技術・テクノロジー
  3.  実証実験で実現可能な範囲と実施できない範囲の次年度からの実効性
  4.  実証実験計画案
  5.  スケジュール

(6)注意事項

  1. 公募書類の作成、提出に関する費用は、提出者の負担とする。
  2. 公募書類の提出期限後のおいては、原則として差し替え及び再提出は認めない。

(7)公募申請に係る合意

事業者は参加申込書兼誓約書の提出を持って、本要領に同意したものとする。

        

公募スケジュール

令和5年度スケジュール

内容 期日
公募開始 令和5年7月27日(木曜日)
公募内容の説明 ※必要に応じて 公募開始〜8月23日(水曜日)
公募締切 令和5年8月24日(木曜日)17時必着
公募資格審査・選考(予定) 令和5年8月24日〜31日(木曜日)
審査結果通知(予定) 令和5年8月31日(木曜日)
実証実験システム開発開始 令和5年9月1日(金曜日)〜
実証実験システム運用開始 令和5年10月以降(予定)
訓練での運用(検証) 令和5年11月(予定)
実証実験システム運用終了 令和6年3月中旬まで
実証実験結果報告書類の提出 令和6年3月下旬(予定)

 

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