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ヌクモ2号墳出土

 

 

5 ヌクモ2号墳出土品(府指定)

りゅうこきょうの画像りゅうこきょうの画像2


 福知山市教育委員会蔵

 龍虎鏡 1面

 勾玉 6個

 管玉 52個

 臼玉 8個

 

 ガラス小玉 15個

 

 石原小字ヌクモにあるヌクモ古墳群は長田野丘陵の北端部に築かれた古墳群で、近畿自動車道敦賀線(現在の舞鶴若狭自動車道)の建設工事に伴って、平成元年に発掘調査が行われた。見つかったのは二基の方墳で、築造時期は五世紀の初頭頃と推測される。1号墳は一辺約25m、高さ約2.5m、2号墳は一辺約8mの大きさである。

 この二基の古墳のうち、2号墳の埋葬施設から直径11.5cmの鏡が出土した。「龍虎鏡」と呼ばれる銅鏡で、その名のとおり龍と虎が一対で表現されている。朝鮮半島の三国時代(四世紀~七世紀中頃。高句麗(こうくり)・百済(くだら)・新羅(しらぎ)の時代)に作られ、日本へと渡ってきた舶載鏡(はくさいきょう)と考えられている。

 この龍虎鏡には、龍と虎がともに鱗で覆われた長い胴体を持ち、後ろを振り返る姿が浮き彫りされており、右側が虎、左側が龍である。虎には丸い耳、龍には二本の鋭い牙が表現されていることもわかり、鏡にはわずかに赤色顔料が付着しているのも確認できる。

 


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