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龍虎鏡 ヌクモ2号墳出土

りゅうこきょうの画像

 

龍虎鏡(りゅうこきょう) ヌクモ2号墳出土(府暫定、考古資料)


 福知山市教育委員会 所蔵

 石原小字ヌクモにあるヌクモ古墳群は長田野丘陵の北端部に築かれた古墳群で、近畿自動車道敦賀線(現在の舞鶴若狭自動車道)の建設工事に伴って、平成元年に発掘調査が行われました。見つかったのは二基の方墳で、築造時期は五世紀の初頭頃と推測されます。1号墳は一辺約二五m、高さ約二・五m、2号墳は一辺約八mの大きさです。

 この二基の古墳のうち、2号墳の埋葬施設から直径11.5cmの鏡が出土しました。「龍虎鏡」と呼ばれる銅鏡で、その名のとおり龍と虎が一対で表現されています。朝鮮半島の三国時代(四世紀~七世紀中頃。高句麗(こうくり)・百済(くだら)・新羅(しらぎ)の時代)に作られ、日本へと渡ってきた舶載鏡(はくさいきょう)と考えられます。

 この龍虎鏡には、龍と虎がともに鱗で覆われた長い胴体を持ち、後ろを振り返る姿が浮き彫りされています。下の写真の右側が虎、左側が龍です。虎には丸い耳、龍には二本の鋭い牙が表現されていることもわかります。また、鏡にはわずかに赤色顔料が付着しているのも確認できます。

りゅうこきょうの画像2


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