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福知山市が全国17都市の「防災コンパクト先行モデル都市」に選ばれました

防災コンパクト先行モデル都市
防災指針とは
近年の頻発化・激甚化する災害に備えるため、防災の観点を取り入れたまちづくりが喫緊の課題となっています。令和2年の法改正により、都市のコンパクト化を推進する立地適正化計画において、都市における防災・減災対策(防災指針)を位置付けることが定められました。
今後の予定
令和2年11月20日に開催された国の会議(第2回防災タスクフォース会議)において福知山市の防災指針に関する検討内容の一部が紹介されました。安心・安全に「住み続けられるまち」を実現するため、防災指針の作成に向け関係機関と連携しながら検討を進めてまいります。
福知山市の防災まちづくり
過去に起きた災害の中でも、特に水災害は福知山のまちづくりと深い関わりがあります。
福知山は由良川中流部に位置しています。由良川の中下流部は川幅が狭く、勾配が緩やかであることから、福知山は水災害が起きやすい地形となっており、福知山のまちづくりにおいて由良川の治水は特に重要とされてきました。古くは、明智光秀が福知山を平定して城下町を築いた際に堤防を整備したと言われています。由良川の治水の取り組みは光秀以降も長年にわたり続いています。明治時代には福知山大堤防が造られるなど、現在においても水災害を減らす取組が行われています。

と伝えられています。
また、近年は由良川の水災害だけでなく、内水氾濫による大きな災害も発生しています。特に、平成26年8月豪雨では、市街地が広い範囲で浸水するなど大規模な被害を受けました。この被害を受け、全国でも画期的な取組として、国・府・市が「由良川流域(福知山市域)における総合的な治水対策協議会」を設立し、連携した対策を進めています。

総合的な治水対策が令和2年5月末で概ね完了しました。