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『福知山市循環型森林ビジョン』を策定しました
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福知山市循環型森林ビジョンとは?
森林は、木材を供給する、二酸化炭素を吸収する、水を貯留し洪水を緩和する、土砂の流出を防ぐ、川や海へ養分を供給する、多様な生物を育む、風景や安らぎを与えるなど、さまざまな機能を有しており、これらを総称し『森林の有する多面的機能』と呼ばれています。
『福知山市循環型森林ビジョン』は、これらの機能のうち、木材を主とする物質生産機能にも重点を 置き、利用期を迎えた森林資源の収穫と更新を行い、次世代にわたって循環利用するための方針をまとめたものです。
循環型森林整備とは?
循環型森林整備とは『伐って、使って、植えて、育てる』を繰り返し、森林資源を持続的に循環利用することです。
木材価格の低迷や造林費用の負担が大きいことにより、特に”伐って”・”植えて”の部分が進まないことが国全体の課題となっております。
本市においても、木の生長を促す間伐を中心とした森林整備が行われてきました。これまでの間伐に加え、成熟した立木を収穫する『主伐』と、新たに苗木を植裁する『再造林』を適切に実施し、将来世代にわたる森林資源の循環利用を実現します。
目指す姿と10年後の目標
本ビジョンでは、とりわけ施業条件が有利な森林において、木材生産機能を高度かつ持続的に発揮させ、森林資源の循環利用を目指します。
そのために10年後の到達目標を以下のとおり定めました。
主伐・再造林 35ヘクタール/年の達成
・主伐・再造林のノウハウを蓄積し、施業量を逓増させ、10年後に市内で35ヘクタール/年の主伐・再造林を達成する。
350ヘクタールの集約化
・効率的な施業が見込ま れる人工林を中心に、森林経営計画により、10年後までに主伐再造林を行う人工 林350ヘクタールを集約化する。
効率的・効果的な主伐再造林
・効率化、低コスト化を目指して施業地の 集約化や新たな技術の導入を行う。一方で、主伐の1施業地の面積については保安林による制限等も順守して、森林環境にも配慮した面積と配置に努める。
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