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『福知山市循環型森林ビジョン』を策定しました

ページID:0068743 更新日:2024年9月25日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

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福知山市循環型森林ビジョンとは?

森林は、木材を供給する、二酸化炭素を吸収する、水を貯留し洪水を緩和する、土砂の流出を防ぐ、川や海へ養分を供給する、多様な生物を育む、風景や安らぎを与えるなど、さまざまな機能を有しており、これらを総称し『森林の有する多面的機能』と呼ばれています。

福知山市循環型森林ビジョンは、これらの機能のうち、木材を主とする物質生産機能にも重点を 置き、利用期を迎えた森林資源の収穫と更新を行い、次世代にわたって循環利用するための方針をまとめたものです。

福知山市循環型森林ビジョン [PDFファイル/3.4MB]

循環型森林整備とは?

循環型森林整備とは『伐って、使って、植えて、育てる』を繰り返し、森林資源を持続的に循環利用することです。

木材価格の低迷や造林費用の負担が大きいことにより、特に”伐って”・”植えて”の部分が進まないことが国全体の課題となっております。

本市においても、木の生長を促す間伐を中心とした森林整備が行われてきました。これまでの間伐に加え、成熟した立木を収穫する『主伐』と、新たに苗木を植裁する『再造林』を適切に実施し、将来世代にわたる森林資源の循環利用を実現します。

 

目指す姿と10年後の目標

本ビジョンでは、とりわけ施業条件が有利な森林において、木材生産機能を高度かつ持続的に発揮させ森林資源の循環利用を目指します。

そのために10年後の到達目標を以下のとおり定めました。

主伐・再造林 35ヘクタール/年の達成

・主伐・再造林のノウハウを蓄積し、施業量を逓増させ、10年後に市内で35ヘクタール/年の主伐・再造林を達成する。

目標イメージ図 [PDFファイル/534KB]

350ヘクタールの集約化

・効率的な施業が見込ま れる人工林を中心に、森林経営計画により、10年後までに主伐再造林を行う人工 林350ヘクタールを集約化する。

効率的・効果的な主伐再造林

・効率化、低コスト化を目指して施業地の 集約化や新たな技術の導入を行う。一方で、主伐の1施業地の面積については保安林による制限等も順守して、森林環境にも配慮した面積と配置に努める。

 

 

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