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接近する台風に備えて農作物などへの技術対策・ハウス被害防止対策を行いましょう(対策マニュアル付・10月更新)

接近する台風に備える 農作物への技術対策・ハウス被害防止対策 (10月) 

 台風が京都府にも接近する可能性があり、大雨・強風となる可能性があります。
今後の台風情報に十分注意し、安全を確保したうえで大きな被害に遭わないように対応をお願いします。
農作物やハウスなどへの被害を抑えるため、悪天候となる前に台風に備えた対策を行いましょう。


【目次】下記をクリックすると項目に移動します。

気象情報に注意して警戒を。以下を参考にして十分な対策を講じてください。

 但し、人命第一の観点から、台風通過後のほ場等の見回りにあたっては気象情報を確認するとともに、ほ場周辺の安全に十分注意し、状況が治まってからの作業をお願いします。

接近する台風に備える技術対策(農業技術情報 3号)

1 水 稲

(1) 通過前

(1) 既に刈取適期になっているものは、早くに刈り取る。
(2) 用排水路が土砂等で埋まることや決壊をしないように、事前に点検・整備を行います。


(2) 通過後

(1) 滞水している場合は、早くにほ場の排水に努める。
(2) 成熟期に達し、倒伏した稲はできるだけ早く刈り取り、品質低下の防止に努める。特に、キヌヒカリ等穂発芽しやすい品種を優先して刈り取る。
 

2 豆 類 (紫ずきん・小豆を含む)

(1) 通過前

(1) 豆類は湿害に弱いため、必ず排水路や排水口等の点検を行い滞水させないようにする。
(2) 大豆については、支柱・ビニールひも等による倒伏防止対策を行う。


(2) 通過後

(1) 大豆・小豆では、莢が地面に付ついていると腐敗するので、その部分を直ちに起こす。その際は、株元を足で押さえるなどして根と土を密着させながら起こします。その後、腐敗防止のため、殺菌剤を散布を直ちに行います。
(2) 浸冠水した場合は早くにほ場の排水を図り、病害虫防除を行う。特に、小豆については茎疫病等の防除のため殺菌剤を散布する。

3 野 菜 ・ 花 き

(1) 通過前

(1) ハウス栽培については、ハウス内に風が吹き込まないように、被覆資材の破損部を補強し、しっかりと閉め切る。また、資材固定金具やハウスバンドが緩んでいないか点検して締め直し、サイドが風であおられないよう固定する。

(参考) 園芸ハウス台風対策マニュアル
http://www.pref.kyoto.jp/nosan/news/documents/detailverall.pdf<外部リンク>

(2) 露地栽培については、支柱やフラワーネットを点検して補強し、しっかり固定する。直播きでまだ生育初期のものは、べたがけ資材等で茎葉を押さえる。その際、べたがけ資材は風にあおられないようにしっかり固定する。また、ほ場が冠水しないよう、排水路を整備する。
(3) 果菜類では、根痛みによる草勢低下を防ぐため、摘果や若どりにより着果負担を軽減する。


(2) 通過後

(1) 滞水している場合は、早くにほ場の排水に努める。
(2) 液肥(500~1,000倍)を施用し、草勢の早期回復を図る。
(3) 雨による傷から菌類が侵入し、病害の発生が予想されるため、こまめに観察し、発生初期に防除する。
(4) 収穫可能なものは早くに収穫する。また、播種直後で発芽不良の場合は、直ちに播き直す。

4 果 樹

(1) 通過前

(1) 防風ネットは、柱の倒壊を防ぐため、控え線や杭を打って補強する。また、ネットの破れ目を補修しておく。
(2) 果樹棚は、周囲線の留め金、アンカーからの控え線、吊り線を点検し、切れないよう補強しておく。また、棚の揺れ止め補強をしておく。
(3) ハウス(雨よけ含む)では、被覆が破れないように、押さえバンドで補強するとともに、ハウスごと飛ばないように、柱から控え線を張って補強しておく。
(4) 棚利用の果樹では、棚線に枝をしっかり誘引して、枝折れや果実の落下を防ぐ(傷果防止)
(5) 幼木や若木の主枝先端が折れないように、支柱を添えて固定する。
(6) 強風により落果が予想される場合は、収穫できる樹種(ナシ、ブドウ等)では、できるだけ収穫する。
(7) 排水対策(明きょ等)をしっかり行っておく。
(8) 収穫の終了したハウスやトンネルでは、強風に煽られないようビニールを外しておく。
(9) ブドウではべと病、ナシでは黒星病や黒斑病、モモではせん孔細菌病、カキでは炭疽病等の発生が予想されるため、殺菌剤を散布する。


 


(2) 通過後

(1) 落下した果実は、園外に持ち出して処理する。
(2) 骨格枝が完全に折れた場合は、鋸等で折れ口をなめらかに切り戻して、癒合剤を塗布する。不完全な場合は固定し、癒合面が乾燥しないようにビニール等で覆う。
(3) 冠水した場合は、早くな排水に努める。

5 茶

(1) 通過前

(1) 新植、幼木茶園は、風害を受けやすいので、株元に土寄せを行う。特に、風当たりの強い箇所では、杭等に茶樹を結束する。
(2) 傾斜地茶園では、浸食防止のため土壌表面のマルチや周辺排水溝の整備を行う。
また、新しく造成した茶園では、降雨量が多いと土壌浸食の恐れがあるため、排水路を整備する。
(3) 被覆棚では、ほどけた被覆資材が強風を受けて倒壊する恐れがあるため、被覆資材が支柱等へ確実に結束できているか確認する。
(4) 挿し木床では、トンネルのビニールが強風で飛ばされないよう、杭や紐などで固定するとともに、日よけの被覆資材を開けて、支柱等に結束する。
(5) 製茶工場では、雨水が浸入しないように十分に点検する。浸水が予想される場合は、ショートによる火災を防ぐために、ブレーカーをあらかじめ落としておく。


(2) 通過後

(1) 茶園が浸水した場合は、早くに排水を図るとともに漂着物を除去する。
(2) 強風で株元が緩んだ幼木園では土寄せを行い、地際部や根を保護するために敷草等を行う。
(3) 土砂が流入した場合は早くに取り除く、また、表土が流亡している場合は早急に土入れを行う。
(4) 性フェロモン剤(交信攪乱剤)を設置した茶園では、剤が地面に落ちたり、切れたりした場合には、拾って再設置する。
(5) 製茶工場が浸水した場合は、ショートによる火災を防ぐために、ブレーカーを落として、ピットの排水に努めるとともに、モーター類電機設備の点検を行い、
安全を確かめてから通電すること。電機設備の整備点検は専門業者に依頼すること。生葉コンテナ等水洗い出来るものは十分に水洗いし、乾かしてから通電すること。

6 その他

(1) トラクターなどの農業機械をほ場に放置せずにできる限り倉庫にしまっておきます。
(2) トラクター等の機械類が浸水した場合は、水が引いてもエンジンをかけずに最寄りの販売店等へ相談する。
(3) 通過中や通過後にほ場の様子を確認する際は自分の身の安全を確保する。

園芸ハウスの被害防止対策の徹底について

台風の接近に伴い、今一度「園芸ハウス台風対策マニュアル」を参考に被害の未然防止・軽減対策を徹底しましょう。

1 ハウス内への風の吹き込みを防止しましょう

詳細については、園芸ハウス台風対策マニュアル<普及版>を参照してください。

 (http://www.pref.kyoto.jp/nosan/news/engeihousetaisaku.html<外部リンク>

 (1)パッカーやスプリングを使ってビニール固定を補強し、隙間をしっか りふさぐ。

 (2)ハウスバンドをしっかり締め直す。

 (3)筋交いや浮き上がり防止のアンカーなどの補強資材が確実に取り付けられているか点検・補強する。(下段チェックリスト項目で点検)

2 ハウスの強度を超える暴風に備えましょう

 (1)所有するハウスが耐えられる風速の目安を確認する。

 (2)ハウスの耐風強度を超える暴風が予想される場合は、骨材を守り、被害を軽減するため、風が強くなる前に、ビニールの引き落とし、巻き上げ(アーチパイプの露出)を行う。

暴風警報発令時においては、ビニール切除も農業共済の対象となる場合があるので、ビニール切除を行う場合は、事前に最寄りの農業共済組合に連絡してください。(連絡がない場合は支払い対象とならない場合がありますのでご注意ください)※マニュアル14頁Q&Aをご確認ください。
*台風通過中は無理な作業を行わないでください。

チェックリスト項目で点検

【台風接近前(2~1日前)に行っておくこと】 

  1. 作付けしていない場合は、ビニールを外す
  2. ビニールの破れ等の確認と修繕
  3. ハウス周囲の風に飛ばされ易いものは片付ける
  4. 出入り口の戸車点検、レールの外れや傷みの修繕(強風で出入り口が開かないように)
  5. 妻面の補強(「かんぬき」などの設置)
  6. 風上側のハウスは浮き上がり防止のアンカーなどで補強する
  7. ビニペット(緩み、外れ、腐食)の点検
  8. ハウスバンドの締め直し
  9. ハウス周囲の排水対策
  10. 妻部から2m程度の範囲に防風ネット(寒冷紗など)による補強
  11. 灯油タンク、ガスボンベ等の固定、燃料バルブを閉じる


【台風接近時(直前)に行うこと】

  1. 台風の進路・勢力などについて最新の情報を確認する(台風の進路の東側=右で被害大きい)
  2. 出入り口を確認し、中に風が吹き込まないようしっかりと固定(かんぬきなど)する
  3. サイドビニールの巻き上げをしっかりと下まで下ろす
  4. 換気扇がある場合にはハウスを密閉し、換気扇を回してハウス内を負圧にする
  5. ハウスが倒壊する恐れのあるときは、ビニールを切断することを検討(風下側から切る)
  6. ビニールを切断する場合は、共済組合へあらかじめ連絡する
  7. やむなく作業を行う場合には、必ずヘルメット等を着用し安全を図る
  8. 台風通過中は人的被害を避けるため無理な作業を行わない

 


以上を参考に、今後の天気予報に注意し対策を行ってください。

  • 対策を実施する際には、事前に十分な安全対策を講じ事故防止に努め、なるべく複数人で行動するようにしてください。
  • 天候悪化の際には、安全を第一に考え無理をせず、身の安全を確保するようにしてください。
  • 台風通過後も、状況が治まってからの作業をお願いします。
お問い合わせ

お問い合わせはお近くの府農業改良普及センター、府広域振興局農林商工部、市町村、農業共済組合各支所へ

上記マニュアル ダウンロード
気象情報
関連リンク


〒620-8501
京都府福知山市字内記13番地の1

福知山市産業政策部
農林業振興課 農業経営係(市役所4階)

電話:0773-24-7044 Fax:0773-23-6537
E-mail:noushin@city.fukuchiyama.lg.jp
(受付時間:午前8時30分~午後5時15分まで 土・日・祝日休)

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