ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 分類でさがす > しごとの情報 > 産業振興 > 農林業 > 今後も暖冬予報!~農作物への被害が心配されています。~気象動向に対応した農作物の技術対策を行いましょう。

本文

今後も暖冬予報!~農作物への被害が心配されています。~気象動向に対応した農作物の技術対策を行いましょう。

暖冬予報により、農作物の被害が懸念されます。

 大阪管区気象台発表の1か月予報(1月25日から2月24日)及び3か月予報(2~4月)では、平年に比べ気温の高い確率が70%または50%と見込まれています。
ついては、農作物の生育が早まることが想定され、軟弱徒長や病害虫の発生に加え、寒気の一時的な南下による凍霜害等、農作物への被害の発生が懸念されます。

 今後の気象状況と作物に応じた必要な対策を講じてください。

 今後の気象状況と作物に応じた管理ができるように、以下の事項等を参考に必要な対策を講じ、被害を防ぐようにしましょう。

1.麦類

  1. 暖冬により平年に比べ生育が進んでおり、今後も全国的に平均気温が高い傾向で推移することが予想され、生育が進んだ状態で寒気に遭うと、幼穂凍死による遅れ穂の発生、出穂期の凍霜害による不稔の発生が懸念されます。
    特に湿害は小麦の生育全体に悪影響を及ぼし、排水性の悪いほ場で低温に遭遇して不稔になりやすいことが考えられますので、排水対策に努めてください。
  2. 遅れ穂や不稔の穂には赤かび病が発生しやすいので、いつも以上に気をつけて適期防除に努めてください。
  3. 小麦の生育に合わせ、肥培管理を調整してください。
    (1)一発肥料の場合:葉が黄色くなるようなら、2月中下旬に窒素成分で2kg/10a施用。
    (2)分施の場合:穂肥時期を早める。(2月下旬施用を2月中旬にするなど)窒素施用量は変えない。
  4. 遅れ穂の発生は収穫期に未熟粒の混入の恐れがあるため、乾燥・調整を丁寧に行ってください。

2.野菜

  1. 栽培管理
     野菜類全般に例年と比べて生育が進んでいます。キャベツやタマネギなど追肥が必要な品目は、生育状況に応じて時期を早めるなど適期の施用に努めてください。
    ミズナなどの葉菜類は、獲り遅れにならないよう、適期に収穫してください。
  2. 育苗管理
     育苗中の苗は、徒長傾向で軟弱になりやすくなっています。密植を避ける、追肥の量を調整する、トンネルのこまめな換気を行うことにより、健苗の確保に努めてください。
  3. 病害虫防除
     病害虫の発生が早まることが予想されます。特にハウス栽培の害虫ではコナジラミ類、アザミウマ類、ハダニ類等は発生の早期化により大きな被害が懸念されます。
    発生予察情報や観察により発生動向を早期に把握し、早期の防除に努めてください。

3.茶

  1. 病害虫早期発生対策
    (1)害虫類の越冬数が多くなり発生の早期化も懸念されるため、茶園の観察により害虫の早期発見に努め、適切な防除を実施してください。
    (2)赤焼病は、強風や降霜により発生が助長されるので、防虫ネットの設置や霜害の予防対策を実施すると共に、常発茶園では初霜期に銅水和剤などの予防散布を実施してください。
  2. 霜害の予防対策
    (1)今後高温傾向に推移すると萌芽が早まり、凍霜害の発生が懸念されるため、霜害注意報等に注意し、棚等の寒冷紗被覆、防霜ファンやスプリンクラー等の凍霜害防止対策を行ってください。事前に防霜ファン、スプリンクラーの動作チェック、被覆資材の劣化やたるみのチェックをしておいてください。
  3. 霜害発生後の被害軽減対策
    (1)被害にあった場合、2葉以上開葉していた茶園では、摘菜時に被害葉が混入しないよう整枝面より上で被害部を刈り捨てます。
    (2)被害があった茶園では、カンザワハダニの発生が多くなる恐れがあるため、観察に努め、防除を徹底してください。

4.果樹

  1. 開花の前進化が見込まれる場合、開花期から幼果期における降霜及び予期しない低温による凍霜害の発生が心配されることから、防霜用資材の準備や点検を早めに行ってください。
    また、花粉採取や人工授粉作業を適期に取り掛かれるように、剪定や枝の誘引などの必要な作業は計画的に終わらせてください。
  2. 病害虫の早期発生が懸念されるため、果樹園での発生状況や病害虫発生予察情報などに留意し、適時適切な防除に努めてください。また、罹患部位の除去等ほ場の衛生管理に努めてください。
上記内容のダウンロード

暖冬及び今後の気象動向に対応した農作物の技術対策 [PDFファイル/122KB]
※プリントアウトしてご利用ください。

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)


みなさんの声を聞かせてください

このページの情報は役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?