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福知山市行政評価(平成30年度決算に基づく事務事業評価)の第一次公表について
1 行政評価について
(1)行政評価とは
行政評価とは、国や自治体が取り組む政策・施策・事業について、所期の目的に照らしてどれだけの成果を挙げられたのか、市民の視点に立って、必要性や有効性、効率性などの観点から客観的に点検・評価するものです。
この評価結果を広く公表することによって市民への説明責任を果たすとともに、効率的で質の高い行政経営を実現する仕組みのひとつとして活用が図られています。
(2)行政評価の分類
行政評価は、評価の階層によって分類されます。
階層別の分類
政策評価
市政の方向を示す政策や政策を構成する施策を大局的な視点から評価します。
施策評価
政策目的を達成するための手段としての施策の有効性、また、施策を構成する事務事業が適合しているかを評価します。
事務事業評価
施策目的を達成するための具体的な手段である事務事業を評価します。
(3)福知山市における行政評価
福知山市では、第4次総合計画後期計画と第5次行政改革の計画期間の開始年度にあたる平成24年度より、行政評価制度を市の施策推進方針や予算、人事考課、組織編成に反映させる総合的な行政マネジメントシステムとして運用することを目的に、市の自己評価である事務事業評価により実効性のある行政評価に取組んでいます。
平成28年度からは全事業棚卸しを実施(4年間で完了予定)するとともに、その状況を踏まえて点検・評価・活用の仕組みを抜本的に見直し、取り組みを進めています。
2 事務事業評価について
施策を遂行するための具体的な手段である事務事業について、平成30年度の事業実績に基づき「“何が、どこまで”できたのか」という視点で評価しています。
(1) 評価対象事業
事務事業評価の対象事業は、企業会計部門(上下水道部及び市民病院)を除いた市のすべての部署の予算事業(一般会計及び特別会計)としています。
(2)評価の流れについて
(1)ステップ1 事業担当課による自己評価(一次評価)・・・7月に公開
- 平成30年度の事務事業について、事業担当課が自己評価を行います。
- その方法は、事業目的や実施内容、活動実績(活動指標)や成果実績(成果指標)を具体的な数値を用いて明らかにし、事業の必要性、効率性、有効性などの観点から点検を行い、「目的及び指標等の達成状況」と「今後の課題及び方向性」について総合評価を行うものです。
※予算事業ごとにシートを作成しています。
※一次評価シートは、平成30年度末時点での見込み数値を基に作成します。
(2)ステップ2 庁内評価(二次評価)及び外部評価(三次評価)・・・10月上旬に対象事業について公開
- 一次評価を受けて担当課以外の職員が行う庁内評価(二次評価)と、庁外の有識者等が行う外部評価(三次評価)を行います。通常は、重要性や緊要性、執行状況、事業年数等を総合的に判断して、対象事業を 抽出し実施します。
- 平成28年度からは「全事業棚卸し」として、4年間ですべての事務事業について、二次評価または三次評価を実施することとしています。令和元年度においては約200事業を対象に、後の行政評価の自走体制を構築するために課長級職員の評価チームを設けるなどの工夫を取り入れるほか、12事業については公開事業検証として広く市民に公開して実施します。
(3)ステップ3 翌年度予算要求への活用・・・12月上旬に全事業について公開
- 一次評価及び二次評価・三次評価の結果及び行政改革推進委員会から示される改善意見等を踏まえて、それぞれの事業担当課において事業の見直しを行い、翌年度予算要求に反映させます。
(4)ステップ4 翌年度予算編成の結果・・・令和2年3月下旬に公開
- 予算査定においては、各評価結果並びに指摘事項に対する事業改善のあり方等を重要な参考材料として活用しながら、予算全体の編成を行います。
3 今後の取り組みについて
今後は、この結果をふまえて、総合計画に掲げた施策目標の達成に向け、効率的・効果的な事業推進を図るため、次年度以降のそれぞれの事業を推進するなかで課題の改善を図ることとします。
この事務事業評価を今後も毎年度継続的に実施することで、質の高い行政サービスの提供と、財政状況の改善をはじめ効率的な組織運営や職員の成果・コスト意識の向上など、改革・改善を図ります。
4 事務事業評価の詳細
事業一覧表 [PDFファイル/774KB]
各事業評価シートの内容等につきましては、各事業担当課に問合せしてください。
市議会 |
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福祉 |
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子ども |
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市民 |
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危機 |
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産業 |
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建設 |
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会計室 |
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消防 |
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教育 |
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選挙管理 |
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監査委員 |
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公平委員会 事務局 |
公平委員会事務局 [PDFファイル/186KB] | |||||
農業 |
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5 事業棚卸しとの関係
福知山市では、平成28年10月から「全事業の棚卸し」を行っており、令和元年度においても実施します。この事業棚卸しでは、今回の事務事業評価の結果をもとに、事業検証を実施します。そのため、今回の事務事業評価の事業評価は、事業棚卸し前の時点における評価であることを御理解ください。
事業棚卸しとの関係
福知山市では、平成28年10月から「全事業の棚卸し」を開始しています。この事業棚卸しでは、今回の事務事業評価の結果をもとに、事業検証を実施しています。そのため、今回の事務事業評価の事業評価は、事業棚卸し前の時点における評価であることを御理解ください。
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