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大学生インタビュー

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中島海咲さん(福知山公立大学)

中島海咲さん

Profile

地域経営学部地域経営学科 3年生

出身:長野県飯田市

 

Q.地元の飯田市について聞かせてください

出身の飯田市は長野県の南部にある人口10万人くらいのまちです。

人形劇が有名で、黒田人形とか今田人形とか、伝統的な人形劇が継承されています。

今年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止になってしまいましたが、毎年夏に人形劇フェスタという大きいイベントがあって、全国の色々なところから人形劇団が飯田に人形劇の公演に集まってきます。私は人形劇を演じるということはなかったですが、学校の部活でも人形劇部というものがあったりして盛んに活動してしました。

2027年に東京から名古屋まで開通するリニアの新駅が近くにできるということで、まちも新しくなってきています。実現したら飯田から名古屋まで30分、東京まで40分で行けるようになるし、通勤する人が出てきたりもするだろうということで、飯田市はいろいろ考えています。いまは飯田駅というJRの駅がまちの中心部にあるのですが、リニアの新駅はそれとは少し離れたところに作られます。私の実家からは車で10分くらいのところなので、都市部へのアクセスが良くなります。

まちの雰囲気は福知山と似たような景色です。

福知山には9号線に郊外店舗が多くて、飯田市のバイパスも似たような景色なので親近感がわきました。そのバイパスはアップルロードと呼ばれていて、街路樹にリンゴの木が植えてあるのですが、食べられるリンゴが本当に実っているんです。農家さんだと間引きするのでリンゴはまばらになっているんですが、アップルロードのりんごは間引いてなくて葉っぱがふさふさに生えていてそこにりんごがずらずらとたくさんなっています。でもそのりんごを誰も盗んだり食べたりしないというのが飯田市の誇りみたいにみんなが思っています。

飯田市は長野県でも南部なので、気候は福知山と似ている感じで、雪も同じくらいしか積もりません。

特産品はブドウやりんご、梨、柿などのフルーツで、中でも市田柿というブランド柿が有名です。飯田市が位置する南信州は、温暖な気候と澄んだ空気ときれいな水、そして豊富な日射量に恵まれていて昼夜の寒暖差も大きいので、色々なフルーツが美味しく育つ条件が揃っているのだそうです。

こんな感じで気候も雰囲気も飯田市と福知山市は似ているところが多いと思うので、私は福知山に親しみを感じています。

Q.福知山公立大学を志望した動機は?

大学を受験する前に一年間名古屋に住んでいて予備校に通って大学受験の勉強をしていたのですが、名古屋は大きい街なので、受験生向けの大きなイベントもたくさんありました。

そんな大学受験生向けのイベントで、いろんな大学から先生が来られて直接講義を受けられるというものがあったときに福知山公立大学の先生も何人かみえていて、そのときに杉岡先生の講義を受けてみました。そしたらすごく面白くて、そのあと先生とお話しもできて大学のことについても色々話してくださって、この先生がいる大学に行きたいなと思いました。

そのイベントに参加したときに私は後期に受ける大学をまだ決めていなかったので、予備校の先生にも相談して、後期は福知山公立大学を受験することに決めました。

Q.福知山市の印象について聞かせてください

今住んでいるところは、スーパーも近くにあるし、大学に行くにも友達に会うにも自転車ですぐ行けるし、家の近くに夜遅くまで営業している大きいスーパーもあるから便利です。大学までは歩いてでも15分くらいで行けるので、普通に生活する上では何の不自由もないのですが、三和や夜久野の存在を聞くと行ってみたくなるので車が欲しくなりますね。

地元の飯田市は坂が多いから自転車での移動も厳しくて、車がないととても不便なところです。福知山のほうが自転車でいろいろ行けるから便利だなと思います。

そんな感じで、今住んでいるところが便利なところだからということもありますが、不便に感じるところはあまりないので、暮らしやすいまちだなと思います。

Q.福知山公立大学の印象や大学生活についてきかせてください

私はもともと小さい大学のほうが先生とのやり取りができると思ったので、規模感などそういうところも理想的でした。聞きたいことがあったらすぐ聞けるし、先生も名前を覚えてくださって、そういったところがとても良いです。

一方で、学生の数も少ないため、自分が何か新しいことがしたいと思ったときなど、同じように共有できる仲間がなかなか見つからなかったりするので、先生との距離はすごく良いけど、学生同士の交流などの部分で少し物足りなさを感じることもあります。

あとは、もうちょっと気軽に勉強できたり友達と話せるスペースがあったらいいなと思います。

図書館でというとがっつり勉強しないといけないし、階段を上ったところにロビーがあるけど声が結構響くので、近くの教室で授業をやっているクラスもあるから昼休みくらいしか喋れないのです。今の感じだと誰かと話そうと思うと外にご飯を食べに行くか、誰かの家でとかになるから、そうなるとその人たちだけになってしまうし、学生同士での輪がなかなか広がらないです。

大学の中だけじゃなくて外のベンチとか、もっと気軽に友達と喋れる場所があったらもっと学生が大学に集まるんじゃないかなと思います。

Q.大学の授業やゼミで印象に残っていることは?

去年、張先生のゼミだったのですが、そのときに福知山周辺に住んでいる中国人の方と一緒に美山町に旅行しました。中国語を交えて日本語で喋りながらかやぶき屋根について私たちが教えたりとか、逆に中国の方から中国語で色々なお話をきかせていただいたりとかしました。雪が降らなかったので観光客が少ないと聞いていたけどそれでも結構多くて、すれ違う人みんな海外の人という感じでした。

観光向けの商用施設もできていて、レストランもいくつかあって、ピザ窯のあるかやぶき民家のピザ屋さんもできてたりして、人気があるみたいです。

あとは道の駅になっている広場のところに屋台があったりとか、見学用のかやぶきのところに農具などの展示をしている資料館みたいなものもあったりして、当時の生活を想像することができて興味深かったです。

その夜は民泊みたいなところに泊まってみんなでご飯を食べたりしたのですが、アットホームな雰囲気で良いところでした。畑が横にあって、「今日の夕ご飯お鍋にするから大根とってきて~」と言われてみんなで大根を収穫してきてそれを大根おろしにしたりして、和気あいあいとして楽しかったです。中国の方も楽しんでおられたようで、良かったです。

ゼミ合宿にて

日本の文化や風習に外国の方と触れられて、とても良い経験ができました。このゼミ旅行が一番印象に残っています。

Q.趣味や、普段活動されていることがあれば教えてください

趣味はペタンクをやっています。鉄球みたいなものをポーンと投げてボールみたいなところに近寄せるというような球技なんですけど、それを三和町やこの地域周辺の方も結構やっていて、三和町には世界基準のペタンクのコートもあるんです。私は三和地域協議会の人にすすめられてペタンクを始めました。

ペタンク

1年生のときの授業で三和町のフィールドワークがあったのですが、そのときにゼミのお手伝いをしてくださった方が「ペタンクやってるんですけど、是非学生にもやってほしいので…」とすすめてくださいました。私の地元の飯田市でもペタンクをやってる人が多くて盛んなまちなので「私、ペタンク知ってますよ!体育館でやる簡易的なものですけど、やったことあります」と答えて、二週間後の土曜日くらいにはもう練習に行ってました(笑)

そうやって三和町で活動するときに参加したいなと思ったらやっぱり車が欲しくなりますね…。今は近所に住んでいる方に、練習や草刈りのときは一緒に連れて行ってもらっています。今頑張って自動車教習所に通ってますが、車は維持費がかかるのでなかなか難しそうです。

地元の飯田市のほうでは組合で頻繁にスポーツのレクリエーションとかがあって、それに子供を置いていけないからと、幼いころから私も連れて行ってもらっていました。ペタンクはバレーボールとかよりもっと気軽な感じのスポーツで、定期的に地区の組合対抗の大会があったり、日ごろから練習しているわけではないけど、みんながペタンクをたしなんでいるような感じでした。

飯田市ではレクリエーションだけじゃなくて本格的に大会とかに出ていらっしゃる人もいて、以前福知山で大会があったときに、飯田から来られた方と私を三和町のペタンクに誘ってくださった方がお知り合いだったというようなこともあり、すごいご縁だなと思いました。両方ともペタンクが盛んなまちだったということで、そんな素敵な偶然もあって驚きました。

マイナーなスポーツだけどみなさん長く続けられていて大会で一緒になった人は結構知り合いになれるという感じで、福知山でも地元でも、両方のまちで楽しめるスポーツなので、私もずっと続けていきたいなと思っています。

Q.サークルや課外活動について教えてください

サークルは吹奏楽も入っていますし、ペタンクのサークルもやっています。ペタンクのほうは10人くらいでやっていたんですけど、バイトや課題で来られない人が増えたりして、京都や三和で大会にちょこちょこ出たり、アクティブで活動しているのは4~5人くらいです。サークルとして維持するのには6人必要なので、メンバーが増えたらいいなと思っています。

あとはテニスサークルに友達に誘われて入りました。あまり得意ではないし、入ってからちょこっとボールを当てる練習をした程度なのですが、仲間が楽しい人ばかりなので、仲間づくりみたいな感じで入ってみました。

吹奏楽サークル

学生プロジェクトとして、国際交流のことをテーマにした学生団体を立ち上げて、今年は代表として活動しています。

外国人の人と地域の人を繋げるような活動をしていこうということで、福知山や京都、兵庫県北部などに住んでいる外国人の方を対象に、日本語教室のみなさんにお世話になって一緒に日本語を教えたり、いろんなイベントなどを企画して交流したりしていきたいと考えています。

立ち上げた当初は福知山に住んでいる外国人の方に福知山のことを知ってもらいたいということで福知山市内を案内するツアーをしてみようとか、市内だけじゃなくて大江や夜久野にもたくさん見どころがあるので、そういうところにみんなで行ってみようだとか、各国の料理を持ち寄ってパーティーをしてみたいとかいろいろ考えていたのですが、新型コロナウイルス感染症の影響で人が集まるイベントなどは難しくなったので、何かできることはないかとみんなで話し合って、先日オンラインでイベントを開くことができました。

Zoomを使って外国人の方々とご飯を食べながら交流しようというオンラインイベントだったのですが、『みんなのきょうの晩ごはん』ということで、みんな手作りの晩御飯を用意して、「今日こんなん作りました!」みたいな感じで自分の出身地の料理を紹介したり、Googleマップのストリートビューを使ってバーチャル福知山ツアーをしてみたり、日本の文化についても紹介したりしながら、みんなでわいわいお喋りして楽しい時間を過ごせました。

「国際交流をテーマになにか活動したいね」と後輩の子とふたりで話していたのが新年度に入るちょっと前くらいのことで、そこから同じようなことをやりたいという人が増えてきて、「それだったら学生団体として申請を出して活動してみようか」となったのがきっかけで立ち上げましたが、1年生も入ってきてくれて、現在は10人で活動しています。みんな語学を勉強していたり、外国の異文化や国際交流に興味がある子が多いです。福知山でできる国際交流の場として、これからだんだん輪を広げていけたらいいなと思っていますし、いろんな外国の方に来てほしいです。コロナ禍で実際のイベントができるのは秋になるか来年になるかわからないし、そうなると代表も変わってしまうけど、今の段階でできることをやっていって、次に繋げていけたらいいなと思っています。

Q.これからやってみたいことや将来の夢は?

いま、外国人の方との交流についていろいろ考えて活動しているけれど、どういうものが一番理想的な形なのか模索中で、たとえばお金をもらってサービスをするという方法もあるし、ボランティアだったり公共的なサービスだったり、みんないろいろなスタイルで外国人の方の支援をしているけど、その理想的な形を大学で探求して、地元やどこか自分が将来生活する場所で何かできたらいいなと思っています。大学を出てすぐに何かアクションしたいというような話ではないですが、常にそれは考えています。

色々状況も変わっていくので、まだ先のことはわからないですが、今一番強く考えているのは、地元に帰って市役所の職員になりたいということです。地元で働きつつ趣味のペタンクも続けていって、色々な人と繋がっていけたらいいなと思っています。

 


みなさんの声を聞かせてください

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