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大学生インタビュー

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上埜 妙子さん(福知山公立大学)

上埜さん

Profile

地域経営学部地域経営学科 4年生

出身:長野県木島平村

Q.地元の木島平村について聞かせてください

長野県の北東に位置する村で、新潟に近いところにあります。

日本の中でも雪が多いところに近くて、私が住んでいるところは山の中腹で冬になると雪が深くてどんどん積もっていって、2mくらい積もったりします。なので、家を出るためにはまず雪かきからといった感じです。

雪解け水が冷たくて美味しくて、内山地区の公民館の横から湧き出る清水の「龍興寺清水(りゅうこうじしみず)」は、平成の名水百選に選ばれた名水です。

龍興寺清水

龍興寺清水<外部リンク> 

木島平には内山和紙という有名なところがあって、そこの施設をつかわせてもらえるということで、私の母は東京から木島平にIターンでやってきました。その内山和紙でも、紙すき体験でハガキやうちわなどが作ることができて、人気です。

内山手すき和紙 体験の家<外部リンク>

雪が深い地域なので、近くにスキー場もあるから、小学校の授業にもスキー実習がありました。地元の小中学生はリフト券が無料で、毎週末行くような感じで、今思えばとても恵まれた環境でした。

木島平の雪景色

隣の村の野沢温泉は有名ですが、木島平にも温泉はあって、私が住んでいる馬曲地区にも馬曲温泉という有名な温泉があります。露天風呂からの景色も良くて、冬になるとお風呂に入りながら雪景色も楽しめます。

Q.福知山公立大学を志望した動機は?

私が高校生の時に、地元に「地域おこし協力隊」の方が入り始めたのですが、私の父は神奈川県から、母は東京都からIターンして住み始めたという経緯もあって、「地域おこし協力隊」の方と共通の話題もあったから親しくさせていただいていて、こういう仕事もあるのか~と思い、地域の活性化に興味を持ちました。

そして、地域のことを学べる学部ってあるのかなと調べているときに、福知山公立大学を知りました。

高校二年生のときに福知山公立大学のオープンキャンパスに来て、実際に模擬講義を受けたりして、大学の規模は小さいけれども、良い先生もいらっしゃるし、一つ上の先輩方もとても親切にしてくださったので、この大学を受験してみようと思いました。

Q.福知山市の魅力は?

初めて福知山に来たのが、そのオープンキャンパスのときでした。

長野県から一人で、夜行バスで京都まで来て、宿泊せずにまた夜行バスで帰ってきました。

福知山駅から大学まではオープンキャンパス用のバスが出ていたのでそれに乗って行きました。

長野の田舎のほうから出てきた私から見たら、京都駅を経ての福知山だったということもあり、建物も大きいしお城も見えるし、第一印象は「結構立派なまちだなあ」という感じでした。

入学してからしばらくは大学の近くのアパートに住んでいて、移動手段は自転車でしたが、暮らすのに困ったことはなかったので、暮らしやすいまちだなあと思っていました。

そして私はいま、三和町の友渕というところに住んでいます。三和町の方と大学のゼミで関わった自治会長さんが、私が住んでも良いという家を探してくださって、そんなご縁があって暮らし始めました。

三和町に住んでみたいなと思ったきっかけは、ゼミの時にそこの人たちがすごく優しくて応援してくださっていたり、三和町には「みわこどもまつり」というイベントがあるのですが、地域で子どもたちを育てていこうとか、みんなで地域を盛り上げていこうというようなところがすごく良いなあと感じたからです。

大学2年になるときの春に、福知山の教習所にこまめに通って車の免許を取って、いまは親に譲ってもらった軽バンの車で移動して生活しています。まちに行くのには少し遠いですが、車があるので不便は感じていません。

三和荘というところに日帰り入浴できるお風呂があるのですが、先日そこに行ったときに地元の方が話しかけてくださったり、知らない人でもすぐに打ち解けたりします。そんな風に、三和町というところは人のあたたかみを感じられるところで、そういう人との関わり方が私にはとても心地良く感じます。

約3年間の学生生活を通して感じているのは、福知山はまちの部分もあるし、三和町のような田舎の地域もあるし、大江も夜久野もそれぞれ特色が違うのが魅力的です。

Q.サークル活動や課外活動について聞かせてください

私は学生団体DOKKOに入っているのですが、一番頑張ったことは、そこで畑プロジェクトを立ち上げたことです。

大学2年の終わりごろに一人で始めたのですが、最初は思うようにメンバーが集まらず、なかなか活動できませんでした。4月になって新入生が入学してきて、1年生が9人入ってくれて、ようやく活動を始動することができました。

大学から自転車で7分くらいの場所に畑を借りて活動しているのですが、初期のころに近くで畑をやっている方が声をかけてくださって、その方がずっと面倒を見てくださっています。

もともとのコンセプトは、「野菜と人の繋がりを作る」ということで、農作業というのは老若男女誰でもできることだし、地域の人たちにも入ってきてもらって、畑を通じて人が交流できたらなと思って立ち上げました。

しかし農業初心者で野菜を育てるのに精一杯になってしまって、学生以外の方への勧誘や告知もできていなくて、今は大学の近くの畑は学生だけで管理している、という感じになってしまっています。そこで方向性を変えて、私たちの畑に来てもらうのではなく自分たちが農家さんのところに行ったりしています。

畑プロジェクトでの作業風景

また、畑で収穫したものを使って人と繋がる活動として、大学の学生プロジェクトが実施している子ども食堂に野菜を提供したり、プロジェクトでお世話になっている方へ野菜のおすそ分けをしました。

子ども食堂

その他の活動としては、ボランティア活動で雲原のドラム缶レースに参加した時に知り合った社会人の方に「市消防団ふくちやまファイヤーエンジェルス・カラーガード隊」に誘っていただいて入団しました。
カラーガード隊の大きい出番は年に4回ほどあるのですが、私はいつも振り付けをギリギリまで覚えられなくて、毎回とても緊張していました。
就活で練習をお休みする前の3年生の最後の出番の時、厚生会館での演技の最後のほうで肩が外れたような感覚になって焦りましたが、なんとか最後の振りは気合でキメることができて良かったです。心配していたそのあとの行進演技もちゃんと出来ました。
肩のほうは筋がおかしくなっていたみたいで、演技が終わってからしばらくの間は痛みましたが、演技中はアドレナリンが出ていたのか(笑)、動くことができて良かったです!

カラーガード隊
カラーガード隊の一員として約2年間活動させていただいて、みんなで演技することの楽しさを感じられたし、カラーガード隊の先輩たちと友達のように仲良くなれたので入団して本当によかったなと思っています。

 

Q.授業やゼミで印象に残っていることは?

二年生のゼミのフィールドワークで、福知山市三和町友渕地区と大阪市都島区友渕町の交流会に参加させていただいたことが印象に残っています。

地域の名前が同じ「友渕」という縁で始まった交流だそうで、いわゆる田舎と都会の交流は先進的な取り組みであるなと感じました。私は三和町友渕地区のお母さんたちと一緒に当日のお昼ご飯の準備をしたのですが、数日前からこの日のために準備された料理はとっても美味しかったし、何よりその心遣いを温かく感じました。

こんな心遣いや温かさが大阪市から三和町に来る人たちを惹きつけているのかなと思います。このような活動に実際に自分が参加することで、話を聞くだけでは気づけない人の思いや気持ちがあることを学びました。

この学びから、自分がその場に参加することは今も大切にしています。

Q.福知山公立大学の魅力は?

大学の友達は個性豊かで行動力がある人が多くて、良い刺激をし合えて、一緒に話していると私ももっと頑張らなきゃなって思います。
友達と話しててそう思えるのってとてもいい環境だと思います。

福知山公立大学の仲間たち

私は、畑プロジェクトで農家の方たちと関わることが多いのですが、若いご夫婦とかおひとりで新規で農業を始められる方など、そういう頑張る大人たちを間近でみてかっこいいなと思えるこの環境は、福知山公立大学にいるからこそあるものだし、頑張っている地域の人たちをと関われて近いところでその頑張りを感じられるのも、この大学にいるからこそだと思います。
大学の授業や課外活動を通して様々な年代の住民の方々と関わる中で、その人の生き方や人との向き合い方を見せていただいて、人間としての学びも大きいです。

ちょうどいま就活の時期を迎えて、自分の将来についても周りの大人の方たちの姿から考えることができるし、私にとってこの環境はすごく良かったなと思っています。

Q.将来の夢は?

今回の新型コロナウイルスの影響で、これから社会が大きく変わっていくことを感じています。今までは会社という安定した仕組みの中で働いていけたのも、これからはここに就職したら一生安泰ということはないだろうと考えていて、常に自分で主体的に考えて行動していくことが必要だと感じています。

大学のゼミや畑プロジェクトで農業に関わってみて、農業が日本の地方地域の土台にあると考えているので、日本を元気にするには農業を元気にすることが一番大切なのではないのかなと思います。

まだ具体的な将来の夢は描けていませんが、農業の元気につながる仕事をして、できるだけ多くの人を笑顔にできる人になりたいです。

 


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