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Profile
地域経営学部地域経営学科 2年生
出身:兵庫県美方郡香美町
サークル:吹奏楽、軽音楽
学生プロジェクト:子ども食堂、香美町わかもの会議
兵庫県北部の日本海に面した自然豊かなまちです。
僕の地元は村岡区といって香美町の真ん中あたりに位置するのですが、近くに関西最大級のハチ北スキー場があり、冬になると京阪神からもたくさんの人が訪れます。
柴山のカニや但馬牛などが特産品で、世界に誇れるような美味しいものがたくさんあるまちです。
福知山に来て一番最初に思ったのは、京都・大阪への交通アクセスが良いということです。
香美町からだとちょっとした買い物に行くのなら和田山まで車で40分、鳥取に行くのなら車で1時間ほどかかります。
それに、京都・大阪まで出なくても福知山に住んでいるとだいたいのものは買えるので、とても住みやすいまちだと思います。
高校の時からもともとまちで活動したりするのが好きで、だったらまちのことをもっと勉強したいなと思って、地域経営学部を志望しました。
福知山だと実家からも近いし、地域での活動や趣味も継続してできそうだと思ったのも決め手です。
吹奏楽サークルのサークル長をやってました。代表がもうすぐ変わるので、2年間やっていたのですが、大学に吹奏楽ができるところがなかったので、サークルを立ち上げるところからのはじまりでした。
最初は軽音サークルでドラムをしていて、一般の楽団があるのでそこに参加して活動していたのですが、僕のほかにも学生がいたので、「吹奏楽サークルを作ってみようか」という話になり、そこからどんどん仲間が集まって実現しました。
高校生の時も地域に根差した吹奏楽部みたいな感じで活動していたので、大学でも「地域に愛される楽団」というのを目指して地域での活動を頑張っていこうと思い、立ち上げました。
現在20人くらいの学生が在籍しているのですが、20人でもなかなかできないので、楽団のほうにお願いして、だいたい30人くらいの編成で演奏しています。
いろんなイベントとかにも出たりしていて、つい先日も市のはばたきフェスティバルのオープニングで演奏させていただきました。
大学で吹奏楽を演奏できるところも楽器を置くところもなくて、練習するところもないので、ずっと一般の方の練習所を貸してもらってやっているんですが、その練習所が車で15分くらいのところにあって、電車だと1駅くらいなのですが、駅から歩いて10分くらいかかるので、楽器の運搬もあるから大変なんです。
サークルメンバーの中で車を持っているのは2人しかいないので車で楽器を運ぶだけでいっぱいなので人は乗せられないし、練習や活動をする環境としてはみんなに申し訳ないと思っています。
もっと近くで貸してくれる練習所があれば良いのですがなかなか見つかりません。
もうすぐサークル長は交代するのですが、あと2年は大学にいるので、その間に福知山でもっと活動できる範囲を増やしたり、いろんなところで演奏活動をして広報にももっと力を入れていきたいと思っています。
他に活動しているのは、今は軽音サークルくらいなのですが、1年生の頃は10個くらいサークルにはいっていました。写真、温泉同好会、ボランティアサークルなど、活動できる範囲のところはいろいろやっていましたが、吹奏楽をはじめてからは軽音以外はやめました。
軽音サークルは30人くらいで、うまい人が初心者のひとに楽器を教えたりしながら活動しています。
僕は軽音ではドラムで、吹奏楽では打楽器全般やっています。最近、和太鼓もかっこいいなと思っていて、いつかやってみたいです。
1年生のころは、京都・大阪が近いのもあって遊んでばっかりいました(笑)
2年生になってからはサークル活動に没頭してたのと、旅行が好きなのでいろんなところをまわったりしていたんですが、2年生の後期になってからのゼミ活動で、いろんな企業のコンセプトをまとめていくというものがあって、たくさん調べて企業のことを知っていって、いろんな企業があるな、単純に面白いなと思いました。
いろいろと考える機会も与えられて、これから自分のコンセプトはどうしていこうかなど、自分のことを見つめなおすきっかけにもなりました。
もうひとつ印象に残っているのは、アイデアブックというものをゼミで作ったことです。
IDEA BOOK(アイデアブック)とは<外部リンク>
本来は地元のものを作るのですが、僕は1年生のときに塩見先生に作りたいとお願いして香美町のアイデアブックを作っていたので、ゼミでは赤穂市のものを作りました。
香美町のアイデアブックは、香美町わかもの会議でも使用して意見交換をしようと考えていました。香美町には「日本の棚田100選」に選ばれた棚田がふたつもあったり、地元民しか知らないことや、地元民でも知らないこともたくさんあるし、景色が綺麗で美味しいものもたくさんあるので、これをきっかけに人が集まってきたらいいなと思っています。
学生プロジェクトは2つやっていて、ひとつめは「子ども食堂」といって、地域の子供たちが僕たち大学生と一緒にごはんを食べて、勉強したり遊んだりして交流を深めるというような活動です。
僕はいま飲食店でバイトをしているんですけど、賞味期限が切れたものとかは廃棄しなければいけなくて、この世の中にはご飯も食べられない人もいるのになあと、食品ロスについては考えさせられることは多いです。でも、チェーン店なのでどうすることも出来なくて、食育に関することとミスマッチなことをしているなあと感じてしまいます…。
子ども食堂のメンバーは今は30人くらいいるのですが、中心になっている人が8人くらいで、2年生がメインで活動しています。それぞれ、広報や会計など担当を割り振って、僕は広報でFacebookの更新を担当しています。
ふくちやま子ども食堂Facebook<外部リンク>
子ども食堂の学生プロジェクトにはまだ入って1年しか経っていないんですけど、子供たちとたくさん関わることができてとても楽しいです。
もうひとつは「香美町わかもの会議」という学生プロジェクトです。
香美町は少子高齢化がすすんでいて若者がすくないまちなので、若い人たちがあつまって何かできたらいいなと思い、僕ともう一人香美町出身の子と、県外の出身の子も何人かが集まってこの学生プロジェクトを立ち上げました。
実際に香美町に行ってみてまちをみてもらったり、最後は若者が集まって会議をしようと企画していたのですが、コロナウイルスの影響で実際の会議は実現できず、とても残念でした。学生プロジェクトとしてはこれで活動は終わってしまったのですが、それとは別で「こねかみ(コネクト香美)」という団体に所属しています。
こねかみ(コネクト香美)<外部リンク>
香美町出身の学生が立ち上げた団体で、イベントに参加したりSNSで香美町の魅力について発信したり、いろいろな活動をしています。
つい先日も、「僕らの武道館フェス」というイベントのお手伝いをしました。こちらもコロナウイルスの影響で、無観客でのイベントになったのですが、Facebookとインスタグラムでのライブ配信をして、撮影したものをYoutubeに投稿したりしました。
ブログも週一で更新したりしているのですが、まだまだ見てくれている人も少ないので、広報にももっと力をいれていきたいです。
来年度からは香美町での活動だけでなく、いろんなところに行って研修会に参加したり人の話を聞いたりして、行った先々で得たものを香美町に持ち帰り、他の地域の事例なども参考にして活動の幅を広げていけたらいいなと思っています。
いろんな先生がいてたくさんのことを幅広く学べるというところが魅力です。
最初の頃のゼミなどは自分で選ぶのではなく割り振られるのですが、そこで杉岡先生のゼミで高大社連携で京都の中小企業に行ったりしました。たくさんの人と関われて企業や経営者の魅力を知ることができ、興味を持って取り組むことができました。
また、大学生としてまちに帰った時にまちの人に「若者の意見を言ってくれ」などと言われたりするのも嬉しいし、そんなことができるのもここ福知山が自分の地元が近いということもあるし、それが一番の魅力です。
この大学は日本全国から学生が集まってきているので、方言の話が必ず出て、最初はその話から始まって盛り上がります。
休みの日に地元に帰って地域の活動をしている人も結構いるので、そういった活動をしている人たちと「ああ、そんなこともできるんだな」などと情報交換をしたりして、刺激を受けています。
日本全国から集まっているということで、旅行をするときなども出身の人に話を聞いたり、去年の夏休みは九州に行ったのですが、九州出身の人がもう実家に帰っていて、家にお邪魔して家族の人と一緒に晩御飯をよばれたりもして、とても楽しかったし、こんなことができるのもこの大学ならではだなあとつくづく思いました。
卒業しても地元に帰っていく人も多いだろうし、大学での友達は卒業後もずっと付き合っていけると思うので、日本各地に友達がいるようになるんだと思うとすごくワクワクします。
やりたいことはたくさんあるのですが、明確にはまだ決まっていなくて、ゆくゆくは地元に帰るという選択肢もあるのですが、大学を出てから10年くらいは地元以外の違うまちで働いてみたいなと思っています。
大手の企業もいいなと思うし、公務員もいいなと思うし、旅行が好きだから観光の仕事にも興味があるので、旅行代理店なんかも魅力的です。
何かしら、人と関われる仕事ができればなと思っています。