入札・契約 明智光秀 新型コロナウイルス 鬼
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教育長 廣田 康男
ご挨拶
このたび4月1日付で、前任の端野学教育長の後任として重責を拝命いたしました廣田康男(ひろた やすお)でございます。31年間の学校現場と5年間の行政、通算36年間、教育に携わってきました経験をもとに、福知山市の教育行政の推進に全力で努めてまいります。
新たに定められました教育大綱の基本理念である「教育によって学んだことを、自分の幸せや夢の実現のため(自己実現)に生かすとともに、人のため(他者貢献)に、社会のため(社会貢献)に生かそうとする志をもった市民が育つまち」の実現へ向けて、教育委員会が、現場と一丸となって取り組みます。
新型コロナウイルス感染症の収束がなかなか見えない中、教育課題は山積しています。簡単に解決できるものばかりではありませんが、一つ一つにより丁寧にそしてスピード感を持って対応していきます。
学校教育では、未来を託す子どもたちが自分の可能性を信じて自ら伸ばしていけるよう、「『響』プラン・F」を軸に教育内容の充実を図ります。そして、予測不可能なこれからの時代に対応できる、たくましく生きる力と豊かな人間性を育みます。また、福知山公立大学との連携によりICTを活用した福知山ならではの最先端の教育を目指します。もちろん、安全・安心で良好な教育環境へ向けての更なる改善と整備も計画的に進めます。
社会教育では、「いつでも、だれでも、どこででも、多様な方法で生涯にわたって学び続けることができるまちづくり」を基本にした事業を展開し、家庭や地域社会の教育力の向上を図りながら、現代的課題や地域課題の解決に取り組む人づくりや「共に幸せを生きる」地域社会の具現化を進めます。
これからどのような時代が訪れようとも、形が変わろうとも、人と人のつながりや関わりが大切なことは、疑う余地がありません。「自分を大切にするとともに他の人を大切にする」、この当たり前のことを普通にできるのが、一人一人が幸せを実感できる社会だと考えています。子どもたちが日々そう感じて育ち、やがてその担い手となるよう、さらなる教育の充実と創造に取り組み、新たな「教育のまち 福知山」の構築に向けて邁進してまいりますので、皆様のご理解とご支援をよろしくお願い申しあげます。
(令和4年4月1日作成)