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教育長あいさつ

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教育長 端野 学

 

「様々な変化への対応」

 

 教育界にも様々な変化が次々に起き、文部科学省からの通知の発出や中央教育審議会への諮問・答申等々、様々な状況や課題・内容の見直しが行われ、いよいよ幼稚園教育要領、学習指導要領が改訂されました。幼稚園では実施2年目、小学校は来年度、中学校では令和3年度から全面実施となります。

 幼稚園では「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の明確化、小・中学校では道徳教育の充実(道徳の教科化)、小学校では中学年で「外国語活動」、高学年では「外国語科」が導入され、「主体的対話的で深い学び」の実現に向けた授業を実践しなければなりません。

 更には、高等学校や大学においても、学習指導要領の抜本的な見直しや学習・指導方法の改善、大学入学者選抜の改革、大学教育の改革等々、様々な改革が始まっていきます。

 いずれにしても、子どもたち一人ひとりが予測できない変化に受身で対処するのではなく、主体的に向き合って関わり合い、自らの可能性を発揮し、よりよい社会と幸福な人生との創り手となっていけることをねらうものです。

 

 福知山市教育委員会では、平成21年3月27日に福知山市学校教育審議会から、「今後の学校教育のあり方について」「市立学校の適正規模及び適正配置のあり方について」の2点につき、答申を得ました。

 以後、平成23年から27年までの前期5年間、平成28年から令和2年までの後期5年間の10年間の市立学校教育改革推進プログラムを推進し、今年はその「後期計画」の4年目を迎えています。

 教育内容については、今までの小中連携を更に進め、義務教育9年間を連続・一貫させ、保幼小中学校が協働して取り組む「保幼小中一貫・連携教育(シームレス学園構想)」の一層の充実を目指し取り組んでいます。

 学校の規模や特性に違いはありますが、同一敷地内での施設一体型の小中一貫教育校「夜久野学園」「三和学園」を開校し、施設分離型の他の中学校ブロックにおいても、シームレス学園構想を教育計画の中心にすえ、取組を進めています。

 更に、この取組は「学力」「生徒指導」「進路」に係る結果や成果が問われる施策ですので、(1)義務教育の出口(中学校卒業時の進路)の結果 (2)一人ひとりの学力・学習状況 (3)生徒指導上の課題の状況 の三点の結果にこだわりを持ち、就学前(学びの基礎期)・4年間(基礎充実期)・3年間(展開期)・2年間(発展期)の節目ごとの目安も持ちながら、各期の滑らかな接続を図る指導を展開します。

 次に、学校の適性規模・適性配置については、少子化による児童数減少から複式学級の編制が増加することによる教育課題の解消を目指し、複式学級解消の目標を掲げ学校の統廃合を進めています。平成18年の福知山市、三和町、夜久野町、大江町の合併後9小学校が閉校、令和3年度末までに6小学校が閉校し、新しい学校が誕生する計画になっています。児童・生徒をはじめ、関係者全てが「学校統合が最善の策であった」と思える事業として進めなければならないと考えています。

 昨年度には、新しく六人部小学校や、三和学園が誕生し、令和3年度には大江地域の3小学校が統合し、大江中学校敷地内に施設一体型の小中一貫教育校を開校する予定であり、学校の校舎像も見え始めました。今後は関係者が一層の連携をとりながら事業を進めなければならないと考えています。

 

 一方、文部科学省や京都府教育委員会において「学校における働き方改革」についての緊急対策やその実行計画がまとめられています。この働き方改革は国や地方公共団体、更には家庭や地域社会等を含めたすべての関係者がそれぞれの課題意識に基づいて、教師という仕事の特性を考慮しつつ、解決に向けて取組を進めていかねばなりません。

 本市では、「早退勤デー、ノー部活デーの設置」「教職員の出退勤のICカードでの把握」を実施、「学校の勤務時間外での電話対応制限」「校務支援システムの設置」「学校、教育委員会での事務量削減」等について検討協議を進めています。

 「長時間勤務をよし」とするこれまでの働き方を見直し、教師が日々の生活の質や教職人生を豊かにすることで、自らの人間性を高め、子どもたちに対して効果的な教育活動を行うことができることを目指す理念を共有し、できることから進めたいと考えます。

 これからの子どもたちの将来を見据えて、子どもたちが学びあい、家庭や地域社会が学びを支え、教師が学びをつくり、市や教育委員会が応援し、「教育のまち福知山」を創ります。

                        (令和元年12月5日作成)


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